夷隅[町](読み)いすみ

百科事典マイペディアの解説

夷隅[町]【いすみ】

千葉県南部,夷隅郡の旧町。夷隅川中流域にあり,沿岸に平地が開ける。中心の国吉は近世以来の市場町米作中心の農業を営み,工業では,天然ガスを利用した化学工業などが進出している。いすみ鉄道が通じる。2005年12月,夷隅郡大原町,町と合併し市制いすみ市となる。44.23km2。7982人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

いすみ【夷隅[町]】

千葉県南部,夷隅郡の町。人口8180(1995)。夷隅川の中流域を占め,町域のほぼ中央を夷隅川が東流する。中心集落の国吉は近世の市場町で,現在も市が立つ。夷隅川沿いの低地は米作が行われ,県内で最も早く耕地整理が行われた。天然ガスの噴出による塩害をこうむってきたが,1978年に鉱毒対策ダムがつくられて解決した。天然ガスを原料としてヨードや医・農薬品を製造する中小化学工場がある。行川の妙泉寺周辺はヒメハルゼミの発生地。

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