山北[町](読み)さんぽく

百科事典マイペディアの解説

山北[町]【さんぽく】

新潟県最北部,岩船郡の旧町。主集落は府屋用材の産が多い。海岸沿いに羽越(うえつ)本線が通じる。蒲萄(ぶどう)山地日本海に迫る海岸は花コウ岩の急崖をなす海府の景勝地で,特に笹川流(ささがわながれ)は有名。2008年4月岩船郡荒川町,神林村,朝日村村上市へ編入。283.91km2。7291人(2005)。

山北[町]【やまきた】

神奈川県西部,丹沢山地南西部を占める足柄上(あしがらかみ)郡の町。主集落は丹那トンネル開通前の東海道本線(現在の御殿場線)の機関区・鉄道町として発展した。山地斜面では茶(足柄茶),ミカンの栽培が盛ん。河内川三保ダムが建設され,人造湖丹沢湖(1978年完成)がある。丹沢大山国定公園の登山基地。224.61km2。1万1764人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんぽく【山北[町]】

新潟県最北端,日本海に臨む岩船郡の町。1965年町制。人口8231(1995)。越後山脈の北端にあたる朝日山地西端と浸食性の岩礁海岸からなる。古くは山北郷と呼ばれた地域で,大川の渓谷にあって羽越本線,国道7号線が通じる中心集落の府屋には,天文年間(1532‐55)上杉氏の北端の守りとして大川城が築かれた。町域の90%以上は山林で,県下有数の木材生産高を上げている。寝屋漁港をはじめ五つの漁港があり,沿岸漁業も営まれる。

やまきた【山北[町]】

神奈川県北西端,足柄上(あしがらかみ)郡の町。人口1万4340(1995)。西は静岡県,北西は山梨県に接する。丹沢山地の西半部を占め,町域の北部には標高1000m以上の山が広く分布し,河内川とその支流沿いに集落が発達している。中心集落の山北は,現在は周辺の小商業中心にすぎないが,東海道本線が現在の御殿場線のルートを通っていた1889年から丹那トンネルの開通する1934年まで機関区が置かれ,鉄道の町としてにぎわった。

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