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山王信仰 さんのうしんこう

百科事典マイペディアの解説

山王信仰【さんのうしんこう】

滋賀県比叡(ひえい)山の麓にある日吉(ひよし)大社の祭神山王権現に対する信仰。最澄が比叡山を開いた時,唐の天台山国清寺にまつられている山王祠の例にならい,地主神大山咋(おおやまくい)神を山王神としてまつり,延暦寺守護神としたのに起こる。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんのうしんこう【山王信仰】

比叡山のふもと,滋賀県大津市に鎮座する日吉(ひよし)大社に対する信仰。この日吉大社は山王権現とも称された。大山咋(おおやまくい)神を主祭神とする古い山岳信仰にその源流を発し,平安時代の初め,延暦年間(782‐806)に天台宗の開祖,伝教大師最澄が延暦寺を建立したとき,山麓にあった日吉の神を,延暦寺一山の鎮守神,天台宗の護法神と定めた。これは中国天台山にまつられている山王祠の例にならってまつったもので,山王は霊山を守護する神霊のことをいう。

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