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建築施工 けんちくせこう building execution

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

建築施工
けんちくせこう
building execution

一般的には建築計画,建築設計に従って,建築物を構築する作業をいう。建設現場の総合管理がおもな役割であり,また建築工事を実施するための施工図面や仕様書を現場で作成すること,設計された建築物を忠実に具体化する作業が含まれている。

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世界大百科事典 第2版の解説

けんちくせこう【建築施工】

建築工事building workを実施すること。
[設計と施工]
 建築の生産過程は大きく設計と施工に分割することができる。設計とは設計条件を整理して,発注者の要求している機能,性能を具体的な建築物として表現することであり,設計図書(設計図,仕様書など)を作成しなければならない。施工とは,設計図書に基づいて,建築材料を投入して建築物に変換する過程である。建築施工においては工法が重要な意味をもっており,どのような工法をどのように適用するかが施工の中心課題である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

建築施工
けんちくせこう

建築工事の実施手順は個々の工事により相違するが、一般には企画、設計、発注、積算、入札、契約、着工、工事施工、竣工(しゅんこう)の順序で遂行される。一般には、このうち工事発注から竣工に至る過程を総称して建築施工という。[丸山俊一・竹中 純]

工事実施方式

建築工事の実施方式には、建築主が自らの手で行う直営方式と、建築主が建設業者と請負契約を結び工事を実施する請負方式、および委任契約による委任方式などがある。現在、建築工事のほとんどは請負方式によって施工され、通常、工事は需要者としての建築主と、建築主の委託を受けて設計・工事監理などを代行する建築家および建設業者の三者で実施される。
 建設業者は、請負契約に基づき、請負金額内で契約工期内に所定の建築物を完成する。日本では、建設業は、建設業法の定めにより国土交通大臣または都道府県知事の許可を受けたものが営業できる。複数の建設業者が共同企業体(ジョイント・ベンチャー)を結成し共同連帯して工事にあたることもある。公共機関や企業が自己の機構のなかに設計・監理などの専門担当者を擁したり、建設業者が設計をも含めて工事を請け負うことも少なくない。[丸山俊一・竹中 純]

入札と契約

建築主からの工事出件に対し建設業者側が工事見積り金額を提出し、両者間の契約が成立すると工事が着手される。入札とは、建築主側が工事を出件し、請負業者側がその工事の見積り金額を提出することをいう。入札方式には、入札者を公募して競争させる一般競争入札、建築主が複数の入札者を指名する指名競争入札などがある。入札によらず、建築主が適当と思う業者と見積り内容を協議検討して請負契約を結ぶ場合もある。これを随意契約という。最初から1業者のみが選定されて見積りを依頼される場合を特命(とくめい)という。工事発注方式には、工事全体を一式で発注する場合と、工事をいくつかの部分または工種に分けて発注する方式とがある。
 建築主と工事請負業者との間で結ぶ工事請負契約は、工事の完成と請負代金の支払いに関する両当事者の権利と義務を定めるもので、工事の目的物、工期、引渡し時期、請負代金の額、その支払い方法、完成後の保証などの内容について契約する。これらの契約内容を明示し契約を構成する書類を契約書類という。契約書類は通常、契約書、契約約款、図面および仕様書により構成される。契約約款は、契約書に記載された基本的事項以外の一般的な契約内容を網羅して記載したものをいう。図面と仕様書は設計図書とよばれ、仕様書には工事の条件、施工方法、精度、品質などが示され、図面とともに工事の内容を明らかにする。工事当事者はこれらの契約書類によって法的に拘束され、工事は契約書類に従って実施される。[丸山俊一・竹中 純]

確認申請手続

建築主は、工事着手に先だって、建築基準法に基づく確認申請手続をとり、設計された建物が法令の基準を満足しているか否か、都道府県または市町村の建築主事または国土交通大臣の指定を受けた指定確認検査機関の確認を受ける必要がある。通常この申請手続は、建築主の委任を受けた建築家が代行する。工事の中間および竣工時にも監督官庁の検査を受け、建築主事または指定確認検査機関からの検査済証を交付されて初めてその建築物を使用しうる。[丸山俊一・竹中 純]

工事施工

建築物の着工から竣工までには、多種多様な工事が必要である。これらの諸工事を所定の品質、仕様で、所定の工期、請負金額内で完成させるためには、綿密な工事の日程と施工計画を作成し、安全、環境保全、品質、工程、工事費、資材、労務、外注、機械などの諸項目についての適切な管理、運営が必要とされる。[丸山俊一・竹中 純]
『内田祥哉編著『建築施行』(1999・市ヶ谷出版社) ▽鯉田和夫著『最新建築施行』(1999・技報堂出版)』

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