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彫玉 ちょうぎょく

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大辞林 第三版の解説

ちょうぎょく【彫玉】

彫刻を施した宝石・貴石。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうぎょく【彫玉】

陰刻(インタリオintaglio),陽刻(カメオ)の彫技によって装飾を加えられた宝石・貴石を指す。起源は宝石・貴石の帰属を明らかにすべく所有者の目印を刻んだことにあり,前4千年紀後半の南メソポタミアに発すると考えられる。その後,技法の発達に伴い,複雑な形像や文字も表現しうるようになる。凍石(ステアタイト)のような軟石だけでなく貴石などの加工も可能となり,古代西アジアエジプトギリシアローマにおいて,工芸美術の水準にまで発達した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の彫玉の言及

【ピエトラ・ドゥーラ】より

… 印章,装身具,装飾小箱などが古くからこれらの貴石から作られた。このような硬質の石を加工する技術は,古代ローマの帝政時代に最高水準に達したが(彫玉),中世期には衰微し,ルネサンス期に入ってとくにミラノやフィレンツェで再び隆盛になった。フィレンツェではコジモ・デ・メディチがピエトラ・ドゥーラの生産を推進させるために,プラハのルドルフ2世の宮廷宝石師として活躍したミラノ出身のジロラモおよびガスパロのミゼローニ兄弟を招いた。…

【ローマ美術】より

…それは,たとえばボスコレアーレから出土した帝政期の多数の金属器(いわゆる〈ボスコレアーレの遺宝〉)にうかがえる。ヘレニズム時代に盛んとなった彫玉は,ローマ貴族の豪勢な生活文化と一致して,《ゲンマ・アウグステア(アウグストゥスの宝玉)》《フランスのカメオ》などの優品を生んだ。食卓には銀器,ガラス器(ローマ・ガラス),それにテラ・シギラタ陶器が並び,それらは高い洗練度を有するようになる。…

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