デジタル大辞泉
「古兵」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふる‐つわもの‥つはもの【古兵】
- 〘 名詞 〙 ( 「ふるづわもの」とも )
- ① 多くの戦いの経験を積んだ老巧な武士。いくさに慣れた武者。こひょう。
- [初出の実例]「後藤兵衛実基はふるつは物にてありければ」(出典:高野本平家(13C前)一一)
- ② 年功を積み、その道に通じている人。経験の多い、したたか者。ベテラン。
- [初出の実例]「何と申てもふるつはものに候へば、一場もて候程の花やかなる評もあるべし」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年(1833)五月一日)
こ‐へい【古兵】
- 〘 名詞 〙 =こねんへい(古年兵)
- [初出の実例]「兵士でも三年あたりの古兵になると」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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