デジタル大辞泉 「所帯染みる」の意味・読み・例文・類語 しょたい‐じ・みる【所帯染みる】 [動マ上一]考え方、態度などが、所帯持ち特有の生活臭を帯びて、はつらつとした感じがなくなる。「子供がいるのに―・みたところがない」[類語]糠味噌臭い・所帯崩れ・所帯やつれ・糠味噌女房・貧乏臭い・貧乏たらしい・けち・吝嗇りんしょく・しみったれ・しわい・渋い・しょっぱい・細かい・みみっちい・いじましい・さもしい・卑しい・せこい・陋劣ろうれつ・けちけち・けち臭い・世知辛い・こすい・安っぽい・安手・ちゃち・みすぼらしい・ぼろい・貧相・貧弱・むさくるしい・ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「所帯染みる」の意味・読み・例文・類語 しょたい‐じ・みる【所帯染・世帯染】 〘 自動詞 マ行上一 〙 所帯になれる。所帯持ち特有の考え方をもったり、それらしい態度になる。また、所帯を持ったための落ち着きや苦労から、生活臭を帯びて、地味でふけてみえる。しょたいじむ。せたいじみる。[初出の実例]「好男だと思ったのも其当坐はかりさ。世帯染(ショテヘジミ)てお見。毎日能顔もねへものだから」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例