デジタル大辞泉 「持掛ける」の意味・読み・例文・類語 もち‐か・ける【持(ち)掛ける】 [動カ下一][文]もちか・く[カ下二]話を持ち出して働きかける。相手を誘うように話をしかける。「もうけ話を―・ける」[類語]仕掛ける・働きかける・仕向ける・畳みかける・仕組む・話す・語らう・語り合う・談ずる・懇談する・面談する・誘う・いざなう・招く・呼ぶ・誘い合わせる・誘い出す・おびき出す・誘い入れる・誘い込む・おびき寄せる・引き込む・引き入れる・引きずり込む・引っ張り込む・巻き込む・抱き込む・誘いかける・呼びかける・勧誘・誘引・袖を引く・口を掛ける・声を掛ける・水を向ける・鎌を掛ける・諮はかる・掛け合う 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「持掛ける」の意味・読み・例文・類語 もち‐か・ける【持掛】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]もちか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙① 話などを持ち出す。話をして、相手にはたらきかける。[初出の実例]「弐拾五貫目に八十貫目あまりの手形持(モチ)かくる程に」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)一)② 異性に誘いかける。[初出の実例]「女房おうりは如在なき上手ものにて彌次郎兵衛の機嫌をとり、ひたひたと持かけるゆゑ」(出典:滑稽本・続々膝栗毛(1831‐36)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例