故に(読み)ユエニ

デジタル大辞泉 「故に」の意味・読み・例文・類語

ゆえ‐に〔ゆゑ‐〕【故に】

[接]前に述べた事を理由として、あとに結果が導かれることを表す。数学の証明問題などでは「∴」の記号が用いられる。よって。したがって。「貴君功績は大きい。故にこれを賞する」
[類語]ひいてそれからそしてそうして次いでして次についてはひいてはそれ故だから従ってよってすなわちですからその上それにてて加えてあまつさえ更にかつまたなおかつおまけに加うるにのみならずしかのみならずそればかりかこの上それどころか

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関連語 接続詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「故に」の意味・読み・例文・類語

ゆえ‐にゆゑ‥【故に】

  1. 〘 接続詞 〙 ( 名詞「ゆえ(故)」に助詞「に」の付いてできたもの ) 先行事柄を理由として、後続の事柄が起こることを示す。だから。そのために。したがって。
    1. [初出の実例]「諸の事同じなりといふことを明す。者(ユヘニ)、同じく一極の道に体(かな)へり」(出典:法華義疏長保四年点(1002)二)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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