デジタル大辞泉 「故に」の意味・読み・例文・類語 ゆえ‐に〔ゆゑ‐〕【故に】 [接]前に述べた事を理由として、あとに結果が導かれることを表す。数学の証明問題などでは「∴」の記号が用いられる。よって。したがって。「貴君の功績は大きい。故にこれを賞する」[類語]ひいて・それから・そして・そうして・次いで・して・次に・ついては・ひいては・それ故・だから・従って・よって・すなわち・ですから・その上・それに・糅かてて加えて・あまつさえ・更に・かつまた・なおかつ・おまけに・加うるに・のみならず・しかのみならず・そればかりか・この上・それどころか 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「故に」の意味・読み・例文・類語 ゆえ‐にゆゑ‥【故に】 〘 接続詞 〙 ( 名詞「ゆえ(故)」に助詞「に」の付いてできたもの ) 先行の事柄を理由として、後続の事柄が起こることを示す。だから。そのために。したがって。[初出の実例]「諸の事同じなりといふことを明す。者(ユヘニ)、同じく一極の道に体(かな)へり」(出典:法華義疏長保四年点(1002)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例