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旭岳 あさひだけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

旭岳
あさひだけ

別称ヌタクカムウシュペ (頬の山の意) 。北海道中央部にある火山。標高 2290m。千島火山帯に属する大雪山火山群最高峰安山岩から成る成層火山。山頂直下から西に開く爆裂火口は現在も硫気を噴出している。夏も残雪深く,大雪山国立公園の中心で,各火山の間にある高原状平坦面はエゾコザクラキバナシャクナゲなどの高山植物やウスバキチョウダイセツタカネヒカゲアサヒヒョウモンなどの高山チョウが多い。登山道は旭岳,層雲峡,愛山渓,天人峡の各温泉が拠点。

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デジタル大辞泉の解説

あさひ‐だけ【旭岳】

北海道中央部、大雪火山群の主峰。道内の最高峰で、標高2291メートル。

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百科事典マイペディアの解説

旭岳【あさひだけ】

北海道中央部,大雪山国立公園中の大雪火山群の成層火山。北海道の最高峰で標高2291m。安山岩からなり,西方に地獄谷爆裂火口があり,硫気を噴出,底に姿見池がある。
→関連項目大雪山東川[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

あさひだけ【旭岳】

北海道中央部,大雪山の南西部の一峰で,標高2290m,北海道の最高峰である。安山岩質の成層火山で,大雪山の他の諸峰と同様に古生層の上にのる溶結凝灰岩の山体の上に噴出したものであるが,生成の時期は沖積世初期で最も新しい。山頂直下から西に開いた縦長の爆裂火口(地獄谷)は最大幅500mに達し,噴気孔は今も活動している。火口の下端近くにある火口湖姿見の池は強酸性の水をたたえ,その脇に古くからの石室がある。この付近はハイマツ帯で,高山植物の群落があり,頂上まで2時間の登山口である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

旭岳
あさひだけ

北海道中央部の火山群大雪山(たいせつざん)の一峰。標高2291メートルで、北海道の最高峰である。大雪山の南西部にあたり、熊(くま)ヶ岳、後(うしろ)旭岳に接してその外側に位置している。この火山群のなかではもっとも新しい時代に噴出したもので、円錐(えんすい)状の成層火山で、溶岩は普通輝石かんらん石安山岩である。山体形成後、西側に開く大爆発火口を生じ、その中の硫気孔はいまも噴煙をあげており、硫黄(いおう)採取が行われたこともある。火口下部にある姿見(すがたみ)の池は一爆裂火口に湛水(たんすい)したもので、池畔に石室が設けられている。山頂からは360度の眺望を楽しめる。山稜(さんりょう)部は露岩地帯で、姿見の池付近は高山植物のお花畑があり、山麓(さんろく)部以下に森林が広がる。旭岳温泉(勇駒別(ゆこまんべつ)温泉)と石室付近とはロープウェーで結ばれている。[岡本次郎]

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世界大百科事典内の旭岳の言及

【大雪山】より

…北海道中央部,石狩山地北西部に位置する火山群。北海道の最高峰旭岳(2290m)をはじめ,標高2000m前後の山が十数座あり,〈北海道の屋根〉と称される。北と東を石狩川,南をその支流のヤンベタップ川と忠別川に限られ,西へすそ野を引いている。…

※「旭岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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