有馬[温泉](読み)ありま

百科事典マイペディアの解説

有馬[温泉]【ありま】

神戸市の北区,六甲山北麓の標高363mの地にある。草津,道後と並ぶ古来の名湯で京阪神最大の行楽温泉。近年,豊臣秀吉の時代の遺構が発見されている。強食塩泉。98〜100℃。神戸電鉄有馬温泉駅,六甲有馬ロープウェー有馬駅があり,芦屋市,宝塚市からもバスが通じる。
→関連項目神崎北[区]神戸[市]吹田湯女

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世界大百科事典 第2版の解説

ありま【有馬[温泉]】

兵庫県神戸市東部,北区有馬町にある温泉。六甲山地の北斜面,標高370mの泉源を中心に発達した温泉郷で,神戸の都心から10kmの距離にある。三方を山にかこまれ,有馬川の清流が涼を呼ぶ山紫水明の地で,大阪,神戸の奥座敷として親しまれている。泉質は鉄分の多い強食塩泉(金泉)が主で,ほかに炭酸泉(銀泉),ラジウム泉の3地区,36の泉源がある。有馬温泉は永らく湯量不足に悩み,旅館に内湯がなかったが,1947年神戸市への編入後,市の努力で泉温90℃以上の高熱泉(金泉)の開発に成功した。

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世界大百科事典内の有馬[温泉]の言及

【温泉】より

…日本列島の高温泉の分布は第四紀火山帯とよく一致する。なお,新第三紀の火山活動に関係ある紀伊半島の白浜,勝浦,兵庫県の有馬などのような温泉も多い。四国道後温泉の熱源となる火成岩体はさらに古く,白亜紀の花コウ岩であるといわれている。…

※「有馬[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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