コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 エツリ

6件 の用語解説(桟の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

えつり【桟】

茅(かや)・わらなどで葺(ふ)く屋根の下地として、垂木(たるき)の上に並べ敷いた細い竹やアシなど。瓦(かわら)葺きなどの屋根下地にもいう。
壁の下地に組んだり、土蔵の柱の外側に渡した板に取りつけたりする木舞(こまい)。
茶室などで、木と竹とを交互に並べた化粧垂木(けしょうだるき)。桟竹(えつりだけ)。

さん【桟】

戸・障子などの骨組み。
板が反るのを防ぐために、打ちつけたり差し込んだりする横木。
土台や梯子(はしご)などに渡す横木。
猿(さる)3」に同じ。「を下ろす」

さん【桟〔棧〕】[漢字項目]

常用漢字] [音]サン(漢) [訓]かけはし
険しいがけなどに、架け渡した橋。かけはし。「桟道
[難読]桟敷(さじき)

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

えつり【桟】

かや葺き・わら葺き屋根や土蔵の壁の下地材。ヨシや細い竹・板を縄で簀のように編んだもの。
「えつりだけ」の略。

さん【桟】

戸や障子の骨。
雨戸の猿。 →
ふたなどが反るのを防ぐため裏に打ち付ける細い横木。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


さん

戸や板などの板面の片側だけに出ている細長い木のことで、表裏両面に現れているものを框(かまち)とよび区別する。本来は盾(たて)や板、蓋(ふた)などの裏面に打ち付け、板の反るのを防ぐために用いた。現在では障子の骨および戸障子の框の間に組み入れる細長い材をも桟とよぶ。上桟、中桟、下桟、腰桟、胴桟、肘持(ひじもち)桟、襷(たすき)桟、繁(しげ)桟、吸付き桟などがある。また、縦方向のものは縦桟、横方向のものは横桟と称する。このほか、戸締り装置の一種で、戸の框や桟に取り付けてある細長い木片(猿(さる)という)や、和船の舵(かじ)の矧板(はぎいた)と身木を両面から挟み込んで強固に結合するとともに、矧板を補強する材を意味することもある。[中村 仁]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

桟の関連キーワード神明造板屋板屋根草葺き葛屋葺き替える葺き草葺く屋根石屋根板

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

桟の関連情報