精選版 日本国語大辞典「業物」の解説
わざ‐もの【業物】
〘名〙
※浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)一「只一刀に大の男、七つに切たるわざ物」
② 能で、一曲を特徴づけるようなわざのある曲。また、なすべきわざの多い曲。
※風姿花伝(1400‐02頃)二「木樵・汐汲の、わざ物などの翁形をしよせぬれば、やがて上手と申事、これ校(あやまりたる)批判なり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報