快刀(読み)カイトウ

デジタル大辞泉 「快刀」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「快刀」の意味・読み・例文・類語

かい‐とうクヮイタウ【快刀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気持よい程、よく切れる刀。切れ味のすばらしい刀。
    1. [初出の実例]「菅先生の一件は恰も僕の為めに快刀の一揮となったのである」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七)
    2. [その他の文献]〔陸游‐酔題詩〕
  3. 船足の速い船のたとえ。
    1. [初出の実例]「篙師を促して云ふ、日且(まさ)に暮れんとすと。一葉の快刀(〈注〉ハヤフネ)、渠に向て先を争ふ」(出典江戸繁昌記(1832‐36)二)

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普及版 字通 「快刀」の読み・字形・画数・意味

【快刀】かいとう(くわいたう)

切れ味のよい刀。唐・李商隠〔行きて西郊に次(やど)る作、一百韻〕詩 快刀其の頭を斷(き)り 列ねらるること、豬牛の懸けらるるに(に)たり

字通「快」の項目を見る

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