新撰 芸能人物事典 明治~平成 の解説
清元 延寿太夫(5代目)
キヨモト エンジュダユウ
- 職業
- 清元節太夫
- 肩書
- 清元高輪派5代目家元
- 本名
- 斉藤 庄吉
- 別名
- 前名=清元 栄寿太夫(3代目)(キヨモト エイジュダユウ)
- 生年月日
- 文久2年 8月13日
- 出生地
- 江戸・本所(東京都)
- 経歴
- 15歳で清元菊寿太夫に入門、明治23年12代目守田勘弥らの推薦で4代目延寿太夫の養子となり、翌年3代目栄寿太夫を名乗る。30年歌舞伎座で5代目延寿太夫を襲名し永井素岳作「青海波」「柏若葉」を披露した。近世の名人といわれる美声の持主で、清元ブームの元祖となった。大正3年清元会を創立、素浄瑠璃の演奏会によって清元の音楽的地位の向上に努める。昭和16年軍隊に航空機「延寿号」を寄贈。没後孫の岡村清道が6代目を襲名した。レコード「五世延寿太夫清元名演集」(ビクター)がある。
- 没年月日
- 昭和18年 5月22日 (1943年)
- 家族
- 養父=清元 延寿太夫(4代目),息子=清元 栄寿太夫(4代目),孫=清元 延寿太夫(6代目)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報