滅相もない(読み)メッソウモナイ

デジタル大辞泉 「滅相もない」の意味・読み・例文・類語

滅相めっそうもな・い

とんでもない。あるべきことではない。相手の言を否定するときにも用いる。「―・い話」「―・い、私の出る幕ではありません」
[類語]以ての外とんでもない途方もないとてつもないとっぴょうしもないとんだ大それた法外不届き邪道不逞不埒論外けしからん話にならない不始末罪作り言語道断不心得沙汰の限り沙汰のほか非道無道不当不所存あるまじきあろうことか一筋縄ではいかない目に余る横道身の程知らず不届き至極気が知れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「滅相もない」の意味・読み・例文・類語

めっそう【滅相】 も ない

  1. とんでもない。思いがけないことである。あるべきことではない。
    1. [初出の実例]「めっそうもない、此子を地の中へ埋めるなどとは」(出典:談義本・身体山吹色(1799)一)

滅相もないの補助注記

丁寧表現で「めっそうもありません」となるのは、「ない」が否定形と意識されるからであるが、意味のうえでは「めっそう」とほとんど差異がない。「(これ以上の)滅相なことも存在しない」という意から生まれたか。同様の例に、「たいそう」「たいそうもない」、「とひょう」「とひょうもない」があり、いずれも「とんでもない」の意味をもつことに共通性が認められる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む