不当(読み)フトウ

デジタル大辞泉 「不当」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「不当」の意味・読み・例文・類語

ふ‐とう‥タウ【不当】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 正当・妥当、または適当でないこと。特に、道理にはずれること。無法であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「『なほふたうになむある』うへ『なほ、いで、甲斐なくもの給ふかな』とて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
    2. 「不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は」(出典:日本国憲法(1946)三八条)

ふ‐あたり【不当】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 当たらないこと。興行物などの人気が集まらず不入りなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「芝居不当(フアタリ)にて」(出典浮世草子傾城歌三味線(1732)三)
  3. 時流にうまく乗らないこと。はやらないこと。また、そのさま。

ぶ‐とう‥タウ【不当】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ぶかっこうなさま。
    1. [初出の実例]「蒲鉾と車鰕の、ぶとうに切りし肴を出し」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)一)

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