途方もない(読み)トホウモナイ

デジタル大辞泉 「途方もない」の意味・読み・例文・類語

途方とほうもな・い

1 道理に合わない。とんでもない。途方途轍とてつもない。「一枚の絵に―・い高値がつく」
2 並々でない。ずぬけている。途方途轍もない。「―・い大酒飲み」
3 手段が尽きて困り果てる。途方に暮れる。
「葬らんと思ひて北原へ連れては行けども、なにとも―・いなり」〈中華若木詩抄・上〉
[類語]大変・大層・並み外れ・格段・著しい・甚だしい・すごい・ものすごい・計り知れない・恐ろしい・ひどい・えらい・この上ない・筆舌ひつぜつに尽くしがたい・言語げんごに絶する・言語ごんごに絶する・並並なみなみならぬ・とんでもない・とてつもない・とっぴょうしもない・とんだ・大それた・もってのほか・法外・不届き・論外・けしからん・話にならない・滅相も無い・気が知れない・邪道・不逞ふてい・不埒ふらち・不始末・罪作り・言語道断・不心得・沙汰の限り・沙汰のほか・非道・無道・不当・不所存・あるまじき・あろうことか・一筋縄ではいかない・目に余る・横道・身の程知らず・不届き至極・余り・非常・度外れ・桁けた外れ・桁けた違い・極度・異常・べらぼう・無性に・やたら・むやみ・みだり・むやみやたら・めったやたら・めった・やみくも・無下に・後先なし・無謀・無鉄砲・盲滅法・盲目的・後先見ず・向こう見ず・命知らず・破れかぶれ・やけ・自暴自棄・ふてくされる・やけくそ・やけっぱち・自棄・捨て鉢・八方破れ・無軌道・放埒ほうらつ・放縦・放逸・奔放・野放図・勝手次第・好き勝手・ほしいまま・切実・切切・痛切・つくづく・つらつら・ひしひし・しみじみ・心こころから・心しんから・心が動く・こよなく・ぞっこん・じいん・めっぽう・過度・すごく・はなはだ・とても・特別・ことさら・ひたすら・やけに・比較的・割と・割に・割りかし・割方・割合・結構・大幅・随分・かなり・相当・なかなか・大分・すこぶる・いやに・馬鹿・余程・余っ程・とっても・うんと・極めて・極み・極ごく・極極ごくごく・至極・無上・至上・誠に・実に・至って・ひときわ・飛び切り・限り無い・底抜け・とりわけ・ことに・取り立てて・全く以て・甚いたく・行き過ぎ・段違い・断然・極端・ウルトラ・スーパー・あんまり・過分・過大・分外・過当・滅茶めちゃ・滅茶めっちゃ・無茶・滅茶滅茶めちゃめちゃ・滅茶めちゃ苦茶・無茶苦茶・恐るべき・破格・度が過ぎる

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精選版 日本国語大辞典 「途方もない」の意味・読み・例文・類語

とほう【途方】 も ない

  1. ① どうしてよいか手段に迷う。途方に暮れる。とほうない。
    1. [初出の実例]「葬らんと思て、北原へ、つれてはゆけども、なにとも、とはうもない也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
  2. ② さっぱり道理に合わない。また、ある物事の程度などが、ふつうとはひどくかけはなれている。とんでもない。とてつもない。とほうずもない。
    1. [初出の実例]「さてとほうもない事をいふ人じゃ」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)一)

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