滑川[市](読み)なめりかわ

百科事典マイペディアの解説

滑川[市]【なめりかわ】

富山県北部,富山湾に面する市。1954年市制。あいの風とやま鉄道,富山地方鉄道,北陸自動車道が通じ,西隣の富山市に次ぐ売薬の中心で,製薬工場と行商人が多い。近年は富山市の衛星都市的性格が強くなり,金属製品,電気機器などの工場が増加している。農村部は加積(かづみ)リンゴの特産地。沖はホタルイカ群遊海面(特別天然記念物)で,5〜6月,海岸に押し寄せる。自然条件に恵まれると4〜5月ごろ蜃気楼が見られることがある。54.63km2。3万3676人(2010)。
→関連項目丈部荘

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

なめりかわ【滑川[市]】

富山県中部,富山市の東部に隣接する市。1954年市制。人口3万1841(1995)。富山平野の中心からやや北東,早月川扇状地に位置し,富山湾に臨む。中心の滑川北陸街道宿場町,新川地方の穀物の集散地として発達した。古くから漁業も盛んで,中川河口の滑川港はかつては河東七浦の一つに数えられた。漁獲物のうちホタルイカは世界的にも珍しい発光動物で,群遊海面は1952年特別天然記念物に指定され,春の漁期には観光客でにぎわう。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

スロースリップ

地球の表面を構成するプレートの境界面において、プレートがゆっくりと滑って移動する現象。この移動が一気に起きるとプレート境界地震になる。プレートどうしが強く固着した、アスペリティーと呼ばれる領域以外で生...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android