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画像石 がぞうせき Hua-xiang-shi

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

画像石
がぞうせき
Hua-xiang-shi

画象石とも書く。中国,後漢代に盛行した石造の墳墓,墓前の石祠堂,石闕 (せっけつ) に浮彫や線刻で画像を表わしたもの。前漢あるいは三国時代以降のものもある。壁画を恒久的に遺存する目的がその起源と考えられる。

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デジタル大辞泉の解説

がぞう‐せき〔グワザウ‐〕【画像石】

宮殿や墳墓・祠堂(しどう)などの石材に、線刻や浮き彫りでさまざまな画像を表したもの。中国、後漢・六朝時代に流行した。画題は神話・孝子伝・宴会・歴史説話など。

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百科事典マイペディアの解説

画像石【がぞうせき】

画像を彫刻した石。普通,前末期に始まり,後漢に盛行,三国時代には衰退するものの,にも及ぶ。山東省が最も多く,山西・河南・甘粛・四川・陝西省など広く分布する。
→関連項目浮彫沂南画像石墓

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世界大百科事典 第2版の解説

がぞうせき【画像石 huà xiàng shí】

平板な石材に画像を彫刻したもので,中国で建築物,墓室などの建材として使用された。画象石とも書く。時代は漢・魏が中心で,その後,南北朝・隋唐代に及ぶ。地上の建築物では石祠堂,石闕(せつけつ)の壁面などにみられ,地下のものでは墓室の石壁,石柱,楣石(まぐさいし),天井石と石棺にみられる。それらは同時代の建築である木造宮殿,邸宅,木造廟堂や闕にかざられた壁画,地下墓室の壁画,壁面にぶらさげられた帛画(はくが)の応用で,内容はほぼ同じである。

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大辞林 第三版の解説

がぞうせき【画像石】

中国、後漢代に、墳墓の前の祠堂しどうや墓室の壁として用いられた絵画を刻んだ石。線刻や浮き彫りで、神仙伝説や日常の風俗などを描き出している。

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