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福富[町] ふくとみ

百科事典マイペディアの解説

福富[町]【ふくとみ】

広島県中部,賀茂郡の旧町。全町山地,丘陵地で,沼田(ぬた)川上流域にわずかな平地がある。米作が主で,中心集落久芳(くぼ)に金属,縫製の工場がある。2005年2月賀茂郡黒瀬町,豊栄町,河内町,豊田郡安芸津町と東広島市へ編入。60.71km2。3004人(2003)。

福富[町]【ふくどみ】

佐賀県中部,杵島(きしま)郡の旧町。有明海に臨む近世以降の干拓地を占める。雨量が少なく,溜池(ためいけ),井戸などによる灌漑(かんがい)が普及。米作を主にれんこん,タマネギの栽培が盛ん。沿岸ではノリ養殖を行う。2005年1月杵島郡有明町と白石町へ編入。20.55km2。5686人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくとみ【福富[町]】

広島県中央部,賀茂郡の町。人口2837(1995)。世羅台地上にあり,北部の鷹ノ巣山に発し備後灘に注ぐ沼田(ぬた)川の上流域を占める。沼田川が丘陵を深く刻むため耕地はきわめて少ないが,米作,野菜栽培,畜産が行われる。高冷地の条件を生かした花木栽培も盛んで,特産に西条柿がある。国道375号線が通じる。【清水 康厚】

ふくどみ【福富[町]】

佐賀県中南部,杵島(きしま)郡の町。人口5893(1995)。有明海に注ぐ六角川の河口部南岸に位置し,町域の大部分が近世以降の干拓地である。天正年間(1573‐92)福富氏によって開発が始められたと伝えるが,近世,佐賀藩の六府方による搦(からみ)(干拓)事業の推進などで有明海は干拓され,町内の地名にも〈搦〉のつくものが多い。水量にはめぐまれず,溜池や掘抜き井戸により灌漑が行われてきた。六角川河口の住ノ江港は,江戸末期より米,明治中期からは杵島炭田の石炭の積出港として栄えた。

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