称美(読み)しょうび

精選版 日本国語大辞典 「称美」の意味・読み・例文・類語

しょう‐び【称美・賞シャウ美】

〘名〙 ほめたたえること。賛美すること。賛称
古今著聞集(1254)三「人人称美する事かぎりなし」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前「文明模範と賞美されたる名にし負ふ阿善の大都」 〔北周書‐陽雄伝〕

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デジタル大辞泉 「称美」の意味・読み・例文・類語

しょう‐び〔シヨウ‐|シヤウ‐〕【称美/賞美】

[名](スル)
ほめたたえること。賛美。「武勇を―する」
美しさ、うまさなどを心から味わうこと。「紅葉を―する」
[類語]褒めるたたえるでるよみする褒めたたえる賞する称する賛する持てはや持ち上げる称賛する称揚する推賞する嘉賞かしょうする絶賛する激賞する礼賛する賛美する喝采するちやほやする甘やかす褒め立てる褒め上げる褒めそやす褒めちぎるおだてる・おだて上げる・べた褒めしょうする論賛する称嘆する褒賞する褒誉する嘆称する賛嘆する三嘆する詠嘆する感嘆する感服する拍手喝采する

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普及版 字通 「称美」の読み・字形・画数・意味

【称美】しようび

ほめる。宋・欧陽脩〔朋党論〕(こもごも)相ひ美推讓して自ら疑はざるは、の二十二臣に如(し)くは(な)し。も亦た疑はずして皆之れを用ふ。

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