デジタル大辞泉
「称する」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょう‐・する【称】
- 〘 他動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]しょう・す 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「しょうずる」とも ) - ① 人前で公然と言う。唱える。名づけて言う。名のる。
- [初出の実例]「晉の騎兵参軍王子猷 栽ゑて此の君と称す〈藤原篤茂〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
- 「皆、各(おのおの)心を一にして仏の御名を称し」(出典:今昔物語集(1120頃か)五)
- ② 他人の手前はそのように偽って言う。
- [初出の実例]「或は神慮にあひはばかり、或は綸言と称(セウ)するによて」(出典:高野本平家(13C前)四)
- ③ ほめる。たたえる。
- [初出の実例]「清慎公者、彼時摂政、以二賢名一被レ称」(出典:台記‐康治二年(1143)五月二五日)
- 「天下の英雄と称ぜらるるほどの者は」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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