デジタル大辞泉
「賞する」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょう‐・するシャウ‥【賞】
- 〘 他動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]しゃう・す 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「しょうずる」とも ) - ① 対象のもつ価値をほめる。もてはやす。賞賛する。また、目下の功績をたたえて褒賞する。
- [初出の実例]「むねと射かへしたるものどもしるして、公家に奏せられたりしかば、みな賞せさせたまひき」(出典:大鏡(12C前)四)
- ② 美しいものや趣のあるものを見て楽しむ。鑑賞する。
- [初出の実例]「花を賞してあそびしことも」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
- ③ 中世の法律用語。ある事柄について、法律上の効力を認める。
- [初出の実例]「次於二庄家押妨一者、任二傍例一、賞二知行一、先可レ停二止地頭之妨由一」(出典:高野山文書‐建治二年(1276)六月五日・紀伊国阿氐河庄雑掌申状案)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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