デジタル大辞泉 「荒涼」の意味・読み・例文・類語
こう‐りょう〔クワウリヤウ〕【荒涼】
1 荒れ果ててものさびしいこと。また、そのさま。
「三千代は自分の―な胸の
2 漠然として要領を得ないこと。また、そのさま。
「題の本意もなくすこぶる―なる方もあり」〈無名抄〉
3 軽はずみに物事を行うこと。うっかりすること。また、そのさま。
「―に物を難ずまじきなり」〈無名抄〉
4 物の言い方が尊大であること。また、そのさま。
「―の申し様かな」〈平家・九〉
[ト・タル][文][形動タリ]風景などが、荒れ果ててものさびしいさま。また、生活や気持ちなどが荒れすさんでいるさま。「
[類語]殺風景・寂しい・