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課徴金 かちょうきん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

課徴金
かちょうきん

(1) 国が司法権,行政権に基づき国民に賦課し国民から徴収する金銭負担をいう。司法権に基づくものには罰金,科料,裁判費用などがあり,行政権に基づくものとして使用料,特許料などがある。課徴金は財政法3条により,法律または国会の議決に基づかねばならない。

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デジタル大辞泉の解説

かちょう‐きん〔クワチヨウ‐〕【課徴金】

財政法上の用語で、国が行政権司法権に基づいて国民から賦課徴収する金銭のうち、租税を除くもの。行政権による手数料・使用料など、司法権による罰金・科料・裁判費用など。

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百科事典マイペディアの解説

課徴金【かちょうきん】

国が行政権,司法権に基づき徴収する賦課金。財政法上の用語。租税は別の規定によるため除かれる。社会保険料,特許料,国営検査や行政許可の手数料,罰金,科料,訴訟費用など。
→関連項目コンプライアンス

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世界大百科事典 第2版の解説

かちょうきん【課徴金】

広義においては,租税を除いて,国が国権に基づいて収納する金銭一般を意味する。したがって,司法権に基づいて徴収する罰金,科料,過料,裁判費用,行政権に基づいて徴収する手数料等も,すべて一種の課徴金ということができる(財政法3条)。これに対し,近年,狭義の課徴金とも言うべき種類の行政手段が法定され,注目をあびている。それは,1973年秋の石油危機時に物価沈静のために制定された国民生活安定緊急措置法でまず採用され,その後,独占禁止法の77年改正の際に,カルテル規制の補完手段として,独占禁止法にも盛り込まれた。

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大辞林 第三版の解説

かちょうきん【課徴金】

国が国民から徴収する金銭のうち、租税を除くもの。手数料・特許料・罰金・科料など。
法令に基づき、行政手段として国が徴収する金銭。カルテルによって得た不当な利得を独占禁止法に基づいて徴収する場合など。 → 輸入課徴金

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世界大百科事典内の課徴金の言及

【独占禁止法】より

… その後,昭和30年代の高度成長期には,多くの個別適用除外立法が制定されるなど,独占禁止法の運用は必ずしも活発にはなされなくなった。昭和40年代に入って,物価問題が重要な政策課題として認識されるにつれて,独占禁止法の運用も徐々に活発になり,1973年の第1次石油危機を契機にした企業批判のたかまりの中で,77年に独占禁止法の歴史上初めての強化改正が行われ,市場構造にウェイトをおく企業分割規定である,〈独占的状態に対する措置〉の制度や,カルテルに対する課徴金の制度,大規模会社の株式保有総額の規制,同調的値上げの届出制度等々が新設された。 このように,石油危機は,一方では,それに端を発した物価対策の視点から独占禁止法の強化改正をもたらした。…

【不当な取引制限】より

…またカルテルの違法性について企業の認識が高まった今日では,公正取引委員会が,要件の中心をなす合意の存在を直接に証明することはほとんど不可能であるため,これを直接に示す証拠がなくとも,事業者間の事前の意思の連絡調整があったことと,その結果であることが合理的に推定される事後の行動の一致とが証明されるならば,合意の存在は間接的に立証されたものとして扱われる。違法なカルテルに対しては,協定の破棄を中心とする排除措置が命ぜられるほか,1977年の改正で,すべてのカルテルにつき,カルテルによって違法に得た利得の総額を法定の算定方式によって算出し国庫に納付することを命じる課徴金制度が導入され,これによる抑止効果が高く評価されている。カルテルカルテル法独占禁止法【来生 新】。…

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