豊国(読み)トヨクニ

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

とよくに【豊国】

福島の日本酒。純米大吟醸酒、大吟醸酒、純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒本醸造酒などがある。原料米は五百万石、夢の香など。仕込み水は阿賀野川伏流水蔵元の「豊国酒造」は文久2年(1862)創業。所在地は河沼郡会津坂下町字市中一番甲。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラスの解説

豊国(とよくに)

酒造好適米の品種のひとつ。山形県の桧山幸吉が1903年に育成。一時栽培が途絶えたが、山形県の酒蔵、千代寿虎屋により復活。文六からの選抜。

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大辞林 第三版の解説

とよくに【豊国】

豊かな国。
◇ 〔朝鮮を「宝の国」と見たことから〕 朝鮮のこと。 「 -の法師/日本書紀 用明訓
◇ 九州地方北東部の古称。 「 -の香春は我家わぎえ/万葉集 1767

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精選版 日本国語大辞典の解説

とよ‐くに【豊国】

[1] 〘名〙
① 大いなる国。豊かな国。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② サクラの園芸品種。花は淡紅色で八重のもの。
[2]
[一] (朝鮮を「たからのくに」とする考えから) 朝鮮のこと。
※書紀(720)用明天皇二年四月(図書寮本訓)「豊国(トヨくに)の法師〈名を闕せり〉を引(ゐ)て内裏(おほうち)に入る」
[二] 九州地方北東部の古称。持統天皇の代に豊前(とよくにのみちのくち)・豊後(とよくにのみちのしり)の両国に分かれた。とよのくに。
※万葉(8C後)九・一七六七「豊国(とよくに)の香春は吾宅(わぎへ)紐児(ひものこ)にいつがり居れば香春は吾家(わぎへ)
[三] 兵庫県姫路市、天川(あまかわ)右岸の古地名。現在の飾東(しきとう)町豊国にあたる。
※播磨風土記(715頃)餝磨「豊国となづくる所以は、筑紫の豊国の神、ここにいます」
※仮名草子・恨の介(1609‐17頃)上「これよりすぐにとよくにへ、いざや我等は祇園殿」

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世界大百科事典内の豊国の言及

【歌川豊国】より

…代表作は1794年(寛政6)の《役者舞台之姿絵》。門弟に豊重(2世豊国),国貞(3世豊国),国芳,国政,国虎らがいる。(2)2世(1802‐35?∥享和2‐天保6?) 初世豊国の門人。…

【歌川派】より

…豊春が登場した18世紀後半の画壇は,北尾派が美人画,勝川派が役者絵の分野ですでに勢力を占め,つづいて鳥居清長,喜多川歌麿が一世を風靡(ふうび)するというはなやかな状況であった。こうした中で,歌川派をひときわ強力な派閥に育てあげたのは,豊春の門人歌川豊国である。豊国は寛政(1789‐1801)末ころから兆しのみえ始めた社会の美意識の変化を敏感に受けとめ,天明~寛政期の,均整美,調和美に重点をおいた浮世絵の表現をしだいに変形させ,〈猪首猫背型〉人物に象徴されるような,あくの強い形と色彩によって,対象の実在感を強調する様式をつくりあげた。…

【豊前国】より


【古代】
 西海道に属する上国(《延喜式》)。隣国の《豊後国風土記》は〈本(もと)豊前国と合せて一つの国たりき……因(よ)りて豊国(とよのくに)といふ〉と記し,後二つに分けて豊前,豊後の2国が成立したという。しかし最近の研究では,本来2国に分けるほどの広大な地域をもつ豊国はなかったとされる(《大分県史》)。…

【豊後国】より

…史料的初見は《続日本紀》文武2年(698)9月乙酉の条の〈豊後国真朱〉を献ずるとする記述である。《豊後国風土記》は〈本(もと)豊前国と合せて一つの国たりき……因(よ)りて豊国(とよのくに)といふ,後両つの国に分ちて豊後国〉と称したという。しかし最近の研究(《大分県史》)によれば,本来,前後に分けるべき豊国はなかったが,庚寅年籍(こういんねんじやく)作成を契機として690‐692年(持統4‐6)ごろ,九州各国の前後国が成立しているので,豊前・豊後両国もこのころ成立した可能性が強いという。…

※「豊国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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