豊浦[町](読み)とようら

百科事典マイペディア 「豊浦[町]」の意味・わかりやすい解説

豊浦[町]【とようら】

山口県西部,豊浦郡の旧町。響(ひびき)灘に面し,内陸は低い丘陵地。主集落は山陰本線川棚(かわたな)温泉駅前の栄町で,付近に川棚温泉がある。海岸には室津,小串(こぐし),湯玉などの漁業集落がある。2005年2月豊浦郡菊川町,豊田町,豊北町と下関市へ編入。75.84km2。2万292人(2003)。

豊浦[町]【とようら】

新潟県中部,北蒲原(きたかんばら)郡の旧町。越後平野北部にある農村地帯で,新発田(しばた),豊栄(とよさか)(現・新潟市)両市にはさまれる。米作主力に,施設園芸,畜産を行う。月岡温泉がある。2003年7月,新発田市へ編入。35.95km2。9870人(2000)。

豊浦[町]【とようら】

北海道虻田(あぶた)郡,内浦湾北部の町。室蘭本線道央自動車道が通じる。海岸平野は狭いが,丘陵地ではジャガイモ,テンサイ,豆類を産する。ホタテ養殖も行う。東日本大震災で,町内において被害発生。233.57km2。4528人(2010)。

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