身延[町](読み)みのぶ

百科事典マイペディアの解説

身延[町]【みのぶ】

山梨県南西部,南巨摩(みなみこま)郡の町。大部分が山地で,中部富士川が南流する。中心の身延久遠(くおん)寺門前町として発達。富士川右岸に国道52号線,左岸に身延線が通じる。中部に国民保養温泉で武田信玄の隠し湯としても知られる下部温泉(単純泉,28〜34度)があり,観光基地となっている。2004年9月南巨摩郡中富町,西八代郡下部町を編入し,町役場を旧中富町役場とした。301.98km2。1万4462人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

みのぶ【身延[町]】

山梨県南西部,南巨摩(みなみこま)郡の町。人口8461(1995)。西の身延山地と東の天守山地の両山麓を占め,中央部を富士川が南流する。中心の身延は日蓮宗総本山身延山久遠(くおん)寺の門前町として発展してきた。山林が約80%を占める山岳地帯で,杉,ヒノキの造林が進められ,近世下山地区には宮大工が多かった。農業は茶やシイタケの栽培,養鶏,養豚が行われる。町内には2ヵ所の工業団地が造成された。町の南西部を糸魚川‐静岡構造線が南北に走り,大城渓谷では褶曲した地層の断層が露出している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

上意下達

上位の者や上層部の命令・意向を、下に伝えること。⇔下意上達。[補説]この語の場合、「下」を「げ」とは読まない。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android