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金剛巌 こんごう いわお

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美術人名辞典の解説

金剛巌

能楽師。金剛流先代家元。京都生。前名は岩雄、笛渕山人と号する。昭和26年(1951)歿、64才。

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デジタル大辞泉の解説

こんごう‐いわお〔コンガウいはほ〕【金剛巌】

[1886~1951]能楽師。シテ方金剛流。京都の生まれ。本名、岩雄。23世宗家金剛右京の没後、シテ方四流家元の推挙によって新宗家(通称、野村金剛)をたて、初世となる。

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百科事典マイペディアの解説

金剛巌【こんごういわお】

能楽師。シテ方金剛流宗家。初世〔1886-1951〕は本名岩雄。金剛謹之輔の次男。23世金剛右京の没後,観世・金春・宝生・喜多宗家の推薦を受けて,新たに金剛家を興した。

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大辞林 第三版の解説

こんごういわお【金剛巌】

1886~1951) 能楽師。シテ方金剛流。本名、岩雄。京都生まれ。二三世金剛右京没後、断絶した宗家を継承。能面や装束に造詣が深く、「能と能面」などの著がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

金剛巌
こんごういわお

能のシテ方、金剛流宗家。[増田正造]

初世

(1886―1951)明治の京阪能楽界に君臨した名人の金剛謹之輔(きんのすけ)(1854―1923)の長男として京都で生まれる。京都の金剛家は本来野村姓で、禁裏御用の能役者の家柄。23世金剛右京の遺言により、1936年(昭和11)宗家は断絶したが、同年他の四流宗家の推薦により、金剛巌が坂戸金剛とは別の金剛流をたて初代宗家となった。上方(かみがた)風の優艶(ゆうえん)さに闊達(かったつ)さを加えた芸風。能面や能装束の研究でも名高く、照明を用いた新様式能なども試みた。著書に『能楽古面大観』『能と能面』ほか。[増田正造]

2世

(1924―98)初世の三男。前名滋夫(しげお)。品格ある優美な芸風。長男の永謹(ひさのり)(1951― )らと京都で金剛会を主宰した。1994年度(平成6)日本芸術院賞受賞。[増田正造]
『金剛巌監修『金剛家秘宝・幽玄の美』(1982・淡交社)』

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世界大百科事典内の金剛巌の言及

【金剛流】より

…能のシテ方の流派名。坂戸郷と呼ばれた奈良県生駒郡平群(へぐり)町付近を本拠地として法隆寺に奉仕した坂戸座(鎌倉時代から記録所見)が源流らしく,室町初期には春日興福寺に勤仕する大和猿楽四座の一つとなった。1721年(享保6)に幕府へ提出した書上(かきあげ)および家元の系図では,足利義満時代の坂戸孫太郎氏勝(1280‐1348)を流祖とし,金剛三郎正明(1449‐1529)から金剛姓とするが,確実なことはわからない。…

※「金剛巌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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