日本歴史地名大系 「金勝寺」の解説
金勝寺
こんしようじ
天暦八年(九五四)四月七日の左弁官下文(宮内庁書陵部蔵金勝寺文書)によれば、前年三月太政官符が下され、当寺の四至「限東阿星水堺谷 限南紫野南鈴嶽 限西岡牟礼山 限北滝山阿羅尼原」内へみだりに乱入し濫行することが禁じられたが、守られないため再び境内地への乱入を禁じ、検田・収納・雑役をも停止している。
金勝寺
こんしようじ
仏母山と号し、曹洞宗。本尊華厳釈迦如来。寺伝によれば暦応三年(一三四〇)夢窓疎石の開創という。しかし山家氏系図(安倍文書)では安倍氏の先祖安部富忠(法名建正寺殿忠山慶公大禅門)が前九年の役と後三年の役の功績により出羽権守となり、仏母山
金勝寺
きんしようじ
金勝寺
きんしようじ
金勝寺
こんしようじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報