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関東ローム カントウローム

百科事典マイペディアの解説

関東ローム【かんとうローム】

関東地方に広く分布する第四紀の火山灰に起源する褐色土壌(ローム)で,関東ローム層赤土層)を構成。この火山灰は,南関東ではおもに箱根,富士の両火山から供給され,古いほうから多摩,下末吉,武蔵野,立川の各ローム層に区分された。
→関連項目関東平野埼玉[県]相模原下総台地風成層富士山武蔵野

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世界大百科事典 第2版の解説

かんとうローム【関東ローム】

関東地方に広く発達する赤土層で,関東ローム層ともよばれ,東京では,山手のような洪積台地段丘や丘陵をおおっているが,下町の低地(沖積地)には分布しない。このローム層の構成物は火山灰で,風化を受けて粘土質になっており,鉄分が酸化して赤色を呈する。 ロームloamというのは,もともとは土壌に含まれる砂と粘土の割合を示す土性を表し,砂土埴土(しよくど)(粘土)の中間の壌土(ローム)であり,砂が約1/3まじった粘土質の土のことである。

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世界大百科事典内の関東ロームの言及

【関東平野】より

…西,北寄りの台地は扇状地やはんらん原が開析されたもので砂礫(されき)層から構成されるが,大宮,下総,常陸の諸台地は成田層と呼ぶ浅海成砂層から成る海岸平野である。台地面のほとんどは箱根,富士,浅間,榛名,赤城,日光,高原(たかはら)など関東周辺の諸火山を給源とする新旧の風成火山灰に由来する褐色風化土関東ローム層におおわれる。関東ローム層は給源に近づくにつれて厚く,古い台地面では10mをこえる所もあるが,一般的には2~3mの厚さで東に行くほど薄くかつ細粒になる。…

※「関東ローム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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