陰惨(読み)インサン

デジタル大辞泉 「陰惨」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陰惨」の意味・読み・例文・類語

いん‐さん【陰惨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 陰気で、みじめなこと。暗く、むごたらしいさま。「陰惨な事件が起こる」
    1. [初出の実例]「手ははがねとなり、いんさんとして土地を掘る」(出典:月に吠える(1917)〈萩原朔太郎〉雲雀料理・感傷の手)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「陰惨」の読み・字形・画数・意味

【陰惨】いんさん

暗くみじめ。漢・張衡西京の賦〕夫(そ)れ人、陽時に在りては則ち舒、陰時に在りては則ち慘なり。此れ天に牽(ひ)かるるなり。

字通「陰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む