残虐(読み)ザンギャク

デジタル大辞泉 「残虐」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「残虐」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぎゃく【残虐・惨虐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 平気で人や動物を苦しめ、しいたげること。むごたらしいこと。また、そのさま。残酷。
    1. [初出の実例]「秦皇帝之惨虐、繁文酷秋荼之霜」(出典本朝麗藻(1010か)下・夏日於左監門宗次将父亭聴講令詩一首并序〈大江以言〉)
    2. 「かういうときの人間の感覚の生ぬるい不快さから惨虐な罪が生まれる」(出典:月に吠える(1917)〈萩原朔太郎〉長詩二編・雲雀の巣)
    3. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕

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普及版 字通 「残虐」の読み・字形・画数・意味

【残虐】ざんぎやく

虐げる。

字通「残」の項目を見る

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