デジタル大辞泉 「残酷」の意味・読み・例文・類語 ざん‐こく【残酷/惨酷/残刻】 [名・形動]無慈悲でむごたらしいこと。まともに見ていられないようなひどいやり方のさま。「―な刑罰」「―にも子供の夢を踏みにじる」[派生]ざんこくさ[名][類語]残虐・残忍・苛酷・酷・暴虐・陰惨・悲惨・凄惨・惨憺さんたん・無残・酷ひどい・惨むごい・惨たらしい・痛ましい・痛痛しい・見るに忍びない・目も当てられない・冷酷・冷血・血も涙もない・酷薄・暴戻ぼうれい・凄愴せいそう・惨烈・酷烈・戦慄・惨劇・猟奇・猟奇的・嗜虐しぎゃく・嗜虐しぎゃく的・すさまじい・グロテスク・阿鼻叫喚・目を背ける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「残酷」の意味・読み・例文・類語 ざん‐こく【残酷・惨酷・残刻・惨刻】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「さんこく」とも ) きびしすぎる、ひどすぎると感じさせるようなこと。まともに見られないほどのひどいやり方や出来事。また、そのようなさま。酸酷(さんこく)。[初出の実例]「酷吏は、きっくつべらしく、人にあたる事が惨酷なる者を云そ」(出典:史記抄(1477)一六)「貧苦は、譬へば残酷なる女教師に似たり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)[その他の文献]〔史記‐酷吏伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「残酷」の読み・字形・画数・意味 【残酷】ざんこく 残虐。〔漢書、陳万年伝〕()方、丞相と爲る。(陳)咸、(さき)に郡の守爲(た)りしとき、在殘にして、毒螫(どくせき)民に加ふ。~得無恥、宜しく位に處(を)るべからずと奏す。字通「残」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報