酷薄(読み)コクハク

デジタル大辞泉 「酷薄」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「酷薄」の意味・読み・例文・類語

こく‐はく【酷薄・刻薄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 残酷で薄情なこと。むごくて人情の薄いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「刻薄 せせかわしうて」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)九)
    2. 「人心刻薄し、好乱之患あらんか」(出典太閤記(1625)二)
    3. 「実に君等は惨忍刻薄(コクハク)なことをする」(出典:第三者(1903)〈国木田独歩〉八)
    4. [その他の文献]〔北史‐抱嶷伝〕

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普及版 字通 「酷薄」の読み・字形・画数・意味

【酷薄】こくはく

非情。

字通「酷」の項目を見る

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