デジタル大辞泉 「地上」の意味・読み・例文・類語
ち‐じょう〔‐ジヤウ〕【地上】
1 地面の上。「
2 この世。「
[補説]書名別項。→地上
[類語](1)地面・地べた・地表・地肌・陸上・大地/(2)この世・うつし世・現世・人界・下界・娑婆・此岸・苦界・肉界・人間界・世界
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…回漕業を営んでいた生家の没落により金沢へ移り,県立金沢二中,明治学院普通部を転々としたのち,県立金沢商業を中退。1919年ひそかに書き上げた小説《地上》第1部を新潮社から出版したところ,年少の天才として世評を呼び,一躍流行作家となった。引き続き第2部(1920),第3部(1921),第4部(1922)が出版されたが,その内容は巻を追って低下し,名声も衰えた。…
…フラハティはハリウッドのメジャー会社パラマウントに注目されて《モアナ》を撮り,つづいてW・S・バン・ダイク監督の《南海の白影》(1928)とF.W.ムルナウ監督の《タブウ》(1931)という2本の〈劇映画〉に協力させられるが,ハリウッドの商業主義と折り合いがつかず,イギリスに渡り,プロデューサーのマイケル・バルコンに完全な自由をあたえられて,北アイルランドのアラン諸島の孤島できびしい自然とたたかう人間の生活を描いた《アランMan of Aran》(1934)をつくり,ドキュメンタリーの先駆的開拓者としての業績によって,〈ドキュメンタリーの父〉と評されるに至った。
[第2次大戦前のドキュメンタリー]
アメリカでは,フラハティの作品のほか,のちに特撮怪獣映画《キング・コング》(1933)を製作するメリアン・C.クーパーとアーネスト・B.シェードサックのコンビが,遊牧イラン民族を描いた《地上》(1926)やタイの稲作農民を描いた《チャング》(1927),探険家マーティン・E.ジョンソン夫妻が野獣の生態を撮影した《アフリカ遠征》(1923)などがつくられた。また,ペア・ロレンツの《平原を拓く鍬》(1936)と《河》(1937)はフラハティの流れをくむ詩情ゆたかなドキュメンタリーとして知られる。…
※「地上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新