灰白色(読み)カイハクショク

デジタル大辞泉 「灰白色」の意味・読み・例文・類語

かいはく‐しょく〔クワイハク‐〕【灰白色】

灰色を帯びた白色
[類語]白色はくしょく白妙しろたえ純白雪白せっぱく雪色せっしょく乳色ちちいろ乳白色にゅうはくしょくミルク色象牙色ぞうげいろホワイトオフホワイトアイボリー真っ白真白い真っ白い白い白白しらじら白白しろじろ白っぽい真っ白け生白いほの白い雪白ゆきじろ皚皚がいがい雪を欺く蒼白そうはく白白しい白皙はくせき色白白面白地しらじ白地しろじ

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精選版 日本国語大辞典 「灰白色」の意味・読み・例文・類語

かいはく‐しょくクヮイハク‥【灰白色】

  1. 〘 名詞 〙 灰色がかった白色。灰白。〔病論俗解集(1639)〕
    1. [初出の実例]「七十許の高齢にて頭髪鬚髭共に灰白色にして」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)

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色名がわかる辞典 「灰白色」の解説

かいはくしょく【灰白色】

色名の一つ。わずかに灰色を含む色。湿潤冷帯気候の針葉樹林地域に分布するポドゾルと呼ばれる地層が、やや灰色がかった白色で灰白土と訳される。ほかに、金属などの隙間を埋めるパティに灰白色が多い。また、一見すると白に見えるが、やや白からずれている色をもさす。オフホワイトに近い概念。特定のある色というよりは、白に近い色でほかに形容しがたい色の総称でもある。

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