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Jomon age
更新世末期の約15,000年前に始まり,約2400年前に水田稲作が始まるまでの時代名称,日本列島に狩猟・採集・漁労文化が展開した時代の総称。草創期・早期・前期・中期・後期・晩期に6期区分することが多い。草創期から土器・弓矢・磨製石斧をもち,温暖化した気候のもとで,採集・狩猟・漁労の暮しを営む。中期以降,一部では植物を栽培。主食はトチ・ドングリ・クリ・クルミなどの木の実やヤマイモなどの植物で,シカ・イノシシを狩り,魚・貝を採って主食を補っていた。東日本では,サケ・マスを盛んに食べた。早期末の約7,000年前ごろ,移動性の高い生活から定住的な生活へと移行。早期以降,貝塚が海岸地帯に残され,中期以降大規模化する。住居を環状に配置し,中央部に墓地をもつ定型的な集落に,30~40人が住んだ。遺跡の数が時期的に極端な増減を示す中部・関東地方をみると,縄文人は豊かさと貧しさが隣り合せの生活をおくっていた。
執筆者:春成 秀爾
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縄文文化の時代。その時期については諸説あるが、1万2000年前ごろから2400年前ごろまでという説が有力。
[編集部]
…日本の原始・古代の社会は,採取,漁労,狩猟の社会から,水田耕作を中心とする農耕社会へと発展し,農耕社会の基盤の上に古代の文明が形成された。先土器時代と縄文時代とは採取,漁労,狩猟を中心とする労働によって営まれた時代であり,弥生時代以後は農耕を中心にする社会である。日本の原始・古代の社会は大きくはこの二つの段階にわけられ,文明や社会的な階級,国家形成は後者の段階の社会における歴史的発展の中で行われたものである。…
…磨製石器は7000~6000年前の古期に出現し,農耕,土器は6000~5000年前の形成期に始まったという。 日本においては,先縄文時代に刃部磨製石斧があり,これを沖積世に属するとみて無土器新石器文化として扱う意見もある。炭素14法によって3万年前にすでに刃部磨製石斧が存在することが判明しており,この年代が正しいとすれば,世界最古の磨製石斧となる。…
※「縄文時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...