雑魚(読み)じゃこ

精選版 日本国語大辞典 「雑魚」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐こ【雑魚】

〘名〙 「ざこ(雑魚)」の変化した語。〔男重宝記(元祿六年)(1693)〕
※春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子「汝もまた一転せば我釜の内の小魚(ジャコ)なるべし」

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デジタル大辞泉 「雑魚」の意味・読み・例文・類語

ざ‐こ【雑魚/喉】

《「ざっこう(雑喉)」の音変化》
いろいろな種類の入り交じった小魚。また、小さい魚。じゃこ。
地位の低い者、取るに足りない者をたとえていう語。小物。「―は相手にしない」
[類語](1うおさかな魚族稚魚幼魚・若魚・成魚川魚かわうお川魚かわざかな淡水魚海水魚深海魚熱帯魚回遊魚・暖流魚・寒流魚・出世魚生魚せいぎょ生魚なまざかな活魚生けうお鮮魚青魚光り物猫跨ぎ/(2小物雑輩有象無象

じゃ‐こ【雑魚】

ざこ」に同じ。「だし雑魚

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