「成分」の検索結果

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アゾ染料 (アゾせんりょう) azo dye

改訂新版 世界大百科事典
分子内にアゾ基-N=N-をもつ染料の総称。一般に繊維の染色に使用され,その過程に溶解・染着という現象が存在するのが普通である。しかし染料のな…

ラムノース らむのーす rhamnose

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭素数6のデオキシ糖の一種。デオキシ糖とは糖のヒドロキシ基(-OH)が水素(-H)に置換された化合物の総称である。ラムノースは6-デオキシマンノー…

ホルムアルデヒド

リフォーム用語集
有機化合物のうち、最も簡単なアルデヒドのひとつ。毒性は強い。接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられている。建材…

傾向方程式【tendency equation】

法則の辞典
「マルグレスの傾向方程式」ともいう.大気中の一点における圧力は,それより上方にある気柱の質量に作用する重力で定まる.したがってこの圧力の時…

こつ‐みつど【骨密度】

デジタル大辞泉
骨の強度を表す指標の一。一定容積の骨に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分の量。骨量。骨塩定量。骨塩量。BMD(bone mineral den…

唾液【だえき】

百科事典マイペディア
唾液腺から口腔に分泌される消化液。唾液の成分は食性と関連があり,動物によって異なる。肉食獣ではアミラーゼは少ないかほとんどなく,肉食性の巻…

チタン鉄鉱【チタンてっこう】

百科事典マイペディア
チタンの主要な鉱石鉱物。組成はFeTiO3。亜金属光沢,鉄黒色で不透明。六方晶系。厚板状で鋭い菱(りょう)面体を示し,ときに葉片状,粒状で産する。…

リン(燐)脂質【りんししつ】

百科事典マイペディア
リンを含む複合脂質。ホスファチド,ホスホリピドとも。レシチン(ホスファチジルコリンとも),ホスファチジルエタノールアミン,ホスファチジルセ…

発散(数学)【はっさん】

百科事典マイペディア
(1)数列や級数が収束しないこと。極限において,正または負の無限大になる場合と,ある有限値のまわりを振動する場合がある。(2)ベクトルA(直…

イリドスミン iridosmine

改訂新版 世界大百科事典
天然に産出する白金族元素の混合物で,オスミリジウムosmiridiumとも呼ばれる。きわめて硬く,耐食性がすぐれているので,万年筆のペンの先端につけ…

もくてき‐ご【目的語】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 文の成分の一つ。他動詞の表わす動作・作用が、必要条件として影響を及ぼす対象を表わす語。現代語では、多くの場合、助詞「を」を伴う。…

ユーカリ油 ゆーかりゆ eucalyptus oil

日本大百科全書(ニッポニカ)
オーストラリア原産フトモモ科のユーカリノキの葉を水蒸気蒸留すると得られる精油。主要成分はユーカリの種類によって異なり、シネオール系ユーカリ…

紅柱石(データノート) こうちゅうせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
紅柱石英名andalusite化学式Al2O(SiO4)少量成分Fe3+,Mn3+*結晶系斜方硬度6.5~7.5比重3.1~3.2色淡紅,赤褐,紫,緑*光沢ガラス条痕白劈開二方向に完…

ざくろ石(データノート) ざくろいしでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ざくろ石英名garnet化学式A3B2(ZO4)3少量成分―結晶系等軸硬度6.5~7.5比重3.4~4.3色無色,白,黄,緑,褐,赤,橙,黒光沢ガラス条痕白劈開無(「劈…

胆礬(データノート) たんばんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
胆礬英名chalcanthite化学式Cu[SO4]・5H2O少量成分Fe2+結晶系三斜硬度2.5比重2.28色淡青~暗青光沢ガラス条痕白劈開無(「劈開」の項目を参照)その…

ラブドフェン(データノート) らぶどふぇんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ラブドフェン英名rhabdophane-(Ce)rhabdophane-(La)rhabdophane-(Nd)化学式(Ce,La)[PO4]・1~2H2O(La,Ce)[PO4]・1~2H2O(Nd,Ce,La)[PO4]・1~2…

高層気象観測 こうそうきしょうかんそく upper air observation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
地上で観測対象とされる大気層より上空の大気の状態の観測。通常は高層天気図の解析に用いられる観測のこと。レーウィンゾンデ(→ラジオゾンデ)によ…

血清 ケッセイ blood serum

化学辞典 第2版
新鮮な血液を放置すると血液凝固が起こり,ついで血餅(ぺい)退縮によって血球,フィブリンは塊状に収縮し,淡黄色透明な液を遊離する.これを血清と…

圧力スイング法 アツリョクスイングホウ pressure swing adsorption

化学辞典 第2版
略称PSA.代表的な吸着分離法の一つ.加圧または常圧下で特定のガスを吸着剤に吸着させ,吸着されない成分を除いた後に,減圧して吸着ガスを脱離させ…

ハロゲノ酸 ハロゲノサン halogenoacid

化学辞典 第2版
多価元素のハロゲン化物は,ハロゲン化水素と結合して錯体をつくりやすいが,このようにしてできた化合物の総称で,配位子がすべてハロゲンであるよ…

セリネン セリネン selinene

化学辞典 第2版
C15H24(204.35).二環性セスキテルペン.α-,β-,γ-セリネンがある.セリ科セロリApium graveolensやイラクサ科ホップHumulus lupulusの種子および葉…

長光路赤外線ガス分析 チョウコウロセキガイセンガスブンセキ long-path infrared gas analysis

化学辞典 第2版
長光路の試料セルをもつ赤外分光装置を用いるガス分析.光源からの連続赤外線を凹面鏡を用いて多重反射させ,試料気体中を反覆長距離通過させたのち…

mRNAワクチン

知恵蔵mini
体内でタンパク質を生成する際の設計図となる「メッセンジャーRNA(mRNA)」を用いたワクチンのこと。ウイルスの遺伝情報の一部を含んだmRNA成分を接種…

グリコシダーゼ glycosidase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
配糖体や少糖類からグリコシド結合の切断により,単糖を切り離す酵素の総称。切断する糖残基の結合に従ってβ-ガラクトシダーゼ,α-グルコシダーゼな…

硬化油 (こうかゆ) hardened oil hydrogenated oil

改訂新版 世界大百科事典
不飽和脂肪酸を多く含む油脂に水素を化合させて飽和脂肪酸とすることにより,改質を加えた油脂。ダイズ油,ナタネ油,魚油,鯨油等の乾性油,半乾性…

発生炉用炭 はっせいろようたん producer coal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
発生炉ガスの原料となる石炭。発生炉は,一般に石炭,コークスを空気と水蒸気とでガス化する。一酸化炭素,窒素などを主成分とする,おもに燃料用ガ…

錆止め塗料 さびどめとりょう anticorrosive paint

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
金属が腐食するのを防ぐために金属の表面に塗布する塗料。塗料中の顔料成分と展色剤の油分などが化学反応し金属石鹸分を形成したり,顔料が加水分解…

テクスチャー texture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
人工物,自然物に見られる質感を指す。その物が持っている主な組成分の表面への現れ方,金属なら固さ,冷たさ,重さなどの表面効果をいう。 20世紀前…

アクチン actin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
筋肉繊維を構成する2種類の蛋白質主成分の一方で,球状のG-アクチンと糸状のF-アクチンとがある。純粋な状態では取出しにくい。F-アクチンがミオシン…

カナダツガ Tsuga canadensis; eastern hemlock; common hemlock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
マツ科の常緑高木で,北アメリカ東部原産。アメリカ産の樹木中,樹形が最も優美であるとされている。樹形は円錐形で高さ 25~30m,幹の直径は 1mにな…

コンドロイチン硫酸【コンドロイチンりゅうさん】

百科事典マイペディア
N-アセチルガラクトサミン,ウロン酸(グルクロン酸,イズロン酸など),硫酸からなる酸性ムコ(粘質)多糖類。ウロン酸の種類や硫酸基の結合位置か…

さ‐とう〔‐タウ〕【砂糖】

デジタル大辞泉
蔗糖しょとうを主成分とする天然甘味料。原料から分けると、サトウキビから得られる甘蔗糖、サトウダイコンから得られる甜菜糖てんさいとうのほか、…

ストロンチウム(strontium)

デジタル大辞泉
アルカリ土類金属元素の一。単体は銀白色の金属。水と激しく反応して水素を発生。炎色反応は深紅色で、花火に使用。人工放射性同位体のストロンチウ…

温井里 おんせいり / オンチョンリ

日本大百科全書(ニッポニカ)
北朝鮮、江原道(こうげんどう/カンウォンド)高城郡にある温泉場。温泉は金剛山東麓(とうろく)の標高60~70メートルにある。外金剛温泉ともいう。泉…

かっ‐せき(クヮッ‥)【滑石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 含水珪酸マグネシウムを主成分とする柔らかい鉱物。単斜晶系。白色または緑色を帯び絹糸光沢がある。六角板状晶あるいは葉片状の集合体、…

すいしつ‐けんさ【水質検査】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 水の良否や飲用の適否を調べて判定すること。理化学的試験、細菌学的試験、生物学的試験の三つがあり、水の物理的性質、化学的成分、微生…

せっけっきゅう‐ちんこうそくど(セキケッキウチンカウソクド)【赤血球沈降速度】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 血液に凝固を妨げる薬品を加えておくと血液中の赤血球・白血球・血小板などの有形成分が沈殿する。この沈殿速度が疾病時に速くなることを…

しょ‐とう(‥タウ)【蔗糖】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 甘蔗(サトウキビ)からとった砂糖。今日では特に、サトウキビ、サトウダイコン、サトウカエデなどから工業的に採取される二糖類をいう。…

ボレオ石(データノート) ぼれおせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ボレオ石英名boléite化学式KPb26Cu24Ag9(OH)48Cl62少量成分水分結晶系等軸硬度3~3.5比重5.06色深青~藍。強い光線を直接通過させると緑色の色調がで…

ろう‐せき(ラフ‥)【蝋石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 蝋状の感触を有する軟らかい緻密な岩石や鉱物の総称。白色または赤・紫・褐・青・緑色など淡色のものが多い。主成分はアルミニウムの含水…

ABS洗剤 エービーエスセンザイ ABS detergent

化学辞典 第2版
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ABS:alkylbenzene sulfonate)を主成分とする合成洗剤.ベンゼンをプロペンの四量体でアルキル化すると得られ…

家庭用防虫剤中毒 かていようぼうちゅうざいちゅうどく Mothball poisoning (中毒と環境因子による病気)

六訂版 家庭医学大全科
どんな中毒か 家庭用防虫剤には従来、パラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳(しょうのう)の3種類の成分が使われていました。最近、シート状の防虫…

橄欖岩

岩石学辞典
この名称はコルディエルが橄欖石に富む玄武岩に用いた[Cordier : 1842-48, 1868].ローゼンブッシュは橄欖石を主成分とする粗粒の岩石と定義し,他…

トイレ・パイプ洗浄剤 (中毒と環境因子による病気)

六訂版 家庭医学大全科
 トイレ洗浄剤のなかには一部中性のものもありますが、一般にトイレ・パイプ洗浄剤は、スルファミン酸(アミド硫酸)や塩酸などを主成分とする強酸…

褐簾石 かつれんせき allanite

日本大百科全書(ニッポニカ)
希土類元素を主成分とする、緑簾石グループの鉱物の一種。柱状結晶をなし、結晶面に条線がよく発達する。弱放射性があり、褐簾石自体の放射能によっ…

切干し大根 きりぼしだいこん

日本大百科全書(ニッポニカ)
ダイコンを切って乾燥したものの総称で、いくつかの種類がある。細長く切ったせん切干し、せん切りよりやや太く切った上(じょう)切干し、短冊(たんざ…

トムソン散乱 トムソンサンラン Thomson scattering

化学辞典 第2版
X線が物質にあたったとき生じる散乱には,入射X線と同じ波長をもつ干渉性散乱とコンプトン散乱のような非干渉性散乱とがある.前者は,J.J. Thomson…

フィブロイン fibroin

改訂新版 世界大百科事典
昆虫とクモ類の繭糸の主成分をなす硬タンパク質で,生糸の主成分。各種溶媒や希酸に溶けず,タンパク質分解酵素の作用にも抵抗性を示す。生体タンパ…

アンケル石 あんけるせき ankerite

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭酸塩鉱物の一つ。理想式Ca(Fe2+)[CO3]2に合致するものは自然界でも合成実験的にも生成されない。つねに著量のMgOあるいはMnOを含み、Fe:Mg=4:1…

パチュリー油 パチュリーゆ patchouli oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
シソ科の低木パチュリー Pogostemon patchouliの乾葉から蒸留によって得られる精油。インドネシアの北スマトラが主栽培地で,ジャワ,インドでも生産…

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