さん‐じゅ【三授】
- デジタル大辞泉
- 律令制における位階授与の方法である勅授・奏授・判授のこと。
さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三障】
- デジタル大辞泉
- 仏語。1 修行とその前段階の善根を妨げる三つのさわり。煩悩障(貪欲・瞋恚しんい・愚痴の惑い)・業障ごっしょう(五逆十悪の業)・報障(地獄・餓…
さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三賞】
- デジタル大辞泉
- 大相撲で、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の三つの賞。その場所を勝ち越した関脇以下の幕内力士で、それぞれの賞の内容にふさわしい活躍をした者に授与され…
さん‐せん【三線】
- デジタル大辞泉
- 三味線のこと。
さん‐だいきょう〔‐ダイケウ〕【三大橋】
- デジタル大辞泉
- 三つの大きな橋。特に、平安時代、山城の山崎橋・宇治橋、近江おうみの勢多橋。山崎橋がなくなってからは淀橋を加えていう。
さんだゆう〔サンダイフ〕【三▽太▽夫】
- デジタル大辞泉
- もと、華族や金持ちの家で、家事や会計をまかされていた家令・執事などの俗称。「頑固で、気の強い、年寄りの―がいた」〈志賀・暗夜行路〉
さん‐ついたち【三朔=日】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、式日とされた、正月元日・6月朔日・8月朔日のこと。元日は新年の賀儀、6月は氷室ひむろの節句、8月は八朔はっさくの総登城。三朔さんさく。
さん‐とう【三冬】
- デジタル大辞泉
- 1 初冬・仲冬・晩冬の3か月。冬季の3か月。陰暦の10・11・12月。2 3回、冬を過ごすこと。3か年。
さん‐とう【三等】
- デジタル大辞泉
- 1 第3の等級。3番目の順位。「くじ引きで三等を当てる」「三等航海士」2 もと、船舶・鉄道で、客室や客車を3等級に分けた、その3番目。3 同類のも…
さん‐とうしん【三等親】
- デジタル大辞泉
- ⇒三親等
さん‐なく〔‐ワク〕【三惑】
- デジタル大辞泉
- 「さんわく」の連声れんじょう。
さん‐なくどう〔‐アクダウ〕【三悪道】
- デジタル大辞泉
- 「さんあくどう」の連声れんじょう。
さん‐ねつ【三熱】
- デジタル大辞泉
- 仏語。竜・蛇などが受けるという三つの苦悩。熱風・熱砂に身を焼かれること、悪風が吹きすさんで住居・衣服を奪われること、金翅鳥こんじちょうに食…
さん‐ぱい【三輩】
- デジタル大辞泉
- 仏語。無量寿経で、阿弥陀仏の浄土に往生する者を、その行いの深浅によって3種に分けたもの。上輩・中輩・下輩。
さん‐ぱち【三八】
- デジタル大辞泉
- 1 数の3と8。また、日や月の3と8。2 「三八式歩兵銃」の略。青森県南東部、岩手県との県境に位置する地域の通称。八戸はちのへ市と5町1村からなる…
さんぶ‐かい〔‐クワイ〕【三部会】
- デジタル大辞泉
- フランスの中世末から絶対王権確立期までの身分制議会。聖職者・貴族・平民の三身分の代表者から構成され、全国三部会と地方三部会に分けられる。全…
さん‐ぶん【三分】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)三つに分けること。「領土を三分する」
さん‐ぼういん〔‐ボフイン〕【三法印】
- デジタル大辞泉
- 小乗仏教で、仏教の根本的な理念を示す旗印である三つの教理。諸行無常、諸法無我、涅槃寂静ねはんじゃくじょう。
さん‐やくび【三厄日】
- デジタル大辞泉
- 陰暦の8月1日(八朔)と二百十日と二百二十日のこと。この時期には暴風雨が多いため、特に農家でいう。
さんよう‐ちゅう〔サンエフ‐〕【三葉虫】
- デジタル大辞泉
- 三葉虫綱の節足動物の総称。海生で、古生代カンブリア紀からペルム紀にわたって生存。体長はふつう3~5センチ、体は扁平で多くの体節からなり、頭・…
さん‐らい【三礼】
- デジタル大辞泉
- 1 三たび礼拝すること。2 中国で、天神・地祇ちぎ・人鬼を祭る三つの儀式。さんれい。3 稽首けいしゅ・跪き・揖ゆうの3種の礼拝。儒教の経典のう…
さん‐りょう【三×稜】
- デジタル大辞泉
- 1 稜かどが三つあること。また、そのもの。三角。2 ウキヤガラの塊茎の表皮をはいで乾燥させたもの。漢方で通経・催乳薬などに用いる。
さん‐れん【三連】
- デジタル大辞泉
- 1 三つ、または3回続くこと。2 漢詩で、句の下の3字をすべて平ひょう、または仄そくにすること。作詩上、これを忌む。下三連。
さん‐ろう〔‐ラウ〕【三老】
- デジタル大辞泉
- 中国、漢代に県や郷に置かれた郷官の一。父老中の有徳者として、その地方の住民の教化をつかさどった。
みつ‐たて【三立】
- デジタル大辞泉
- 矢羽の矧はぎ方の一。矢羽を簳やがらの三方につけること。通常の征矢そやに用いる。
みわ【三輪】
- デジタル大辞泉
- 奈良県桜井市の地名。三輪山の西麓にあり、大神おおみわ神社の鳥居前町。三輪素麺そうめんの産地。謡曲。四番目物。玄賓僧都げんぴんそうずが毎日庵…
三澄 (さんちょう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 平安時代前期の僧。摂津島下郡(大阪府)に真言宗神岑山(かぶさん)寺をたてる。春に最勝王経を,秋に法華経を講説。同寺は,貞観(じょうがん)2年(8…
三戒壇
- とっさの日本語便利帳
- 聖武天皇の命で築かれた戒壇(僧侶に戒律を授ける壇)。▽東大寺(大和)、薬師寺(下野)、観世音寺(筑前)
三聖
- とっさの日本語便利帳
- ▽釈迦、孔子、キリスト 歌聖▽柿本人麻呂、山部赤人、衣通(そとおり)姫 書聖▽空海、菅原道真、小野道風
三筆
- とっさの日本語便利帳
- 平安期▽嵯峨天皇、橘逸勢(はやなり)、空海 寛永年間▽近衛信尹(のぶただ)、本阿弥光悦、松花堂昭乗
三大祭
- とっさの日本語便利帳
- 全国▽神田祭(東京)、祇園(ぎおん)祭(京都)、天神祭(大阪) 東北▽ねぶた祭(青森)、七夕祭(仙台)、竿灯(かんとう)祭(秋田) 東京▽神田祭、山王祭、三社祭…
三姉妹〔大河ドラマ〕
- デジタル大辞泉プラス
- 1967年放映のNHKの大河ドラマ。大仏次郎による書き下ろし作品。旗本の娘である架空の三姉妹むら・るい・雪の視点から、明治時代を描く。明治維新100…
三徳山 みとくさん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町にある山。標高900メートル。天台宗三徳山三仏(さんぶつ)寺があることで知られ、国の名勝・史跡に指定…
三丘[温泉] (みつお)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 山口県周南市の旧熊毛町にある温泉。放射能泉,34~39℃。島田川の河床からわく。明治期には河港の温泉地としてにぎわった。その後,水害によって泉源…
三橋 (みつはし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →柳川[市]
三曲 さんきょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本音楽用語。一般的には、特定の3種の楽器による合奏形態をさし、これを「三曲合奏」ともいう。現在は普通、箏(こと)、三味線、尺八の3種の楽器を…
三新法 さんしんぽう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治政府が制定した最初の統一的地方制度で、1878年(明治11)7月22日に布告された地方制度に関する三つの新しい法、すなわち(1)郡区町村編制法、(2)…
三重奏 さんじゅうそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →トリオ
三乗 さんじょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の教理用語。サンスクリット語ではトリーニ・ヤーナーニtrīi yānāniあるいはヤーナ・トラヤyāna-trayaといい、いずれも「三つの乗り物」の意を表…
三世 さんぜ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の術語。サンスクリット語では一般にトラヨードゥバーナハtrayo 'dhvānaという。過去・現在・未来を意味し、また已(い)・今(こん)・当(とう)とも…
三全音 さんぜんおん tritone 英語 Tritonus ドイツ語 tritono イタリア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 音楽用語。三つの全音からなる音程関係、すなわち、ヘ音―ロ音、ハ音―嬰(えい)ヘ音などの増4度音程のこと。ただし平均律では、ロ音―ヘ音、ハ音―変ト音…
三族 さんぞく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 近い間柄の三つの親族。諸説があって一定しないが、『礼記(らいき)』には父、子、孫をあげ、『儀礼』には父の昆弟(こんてい)(兄弟)、自分の昆弟、…
さんちょうにん【三町人】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんとう【三塔】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんへいし【《三兵士》】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんりき【三力】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんろん【三論】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんしょう【三障】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんたい【三諦】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんたいぜん【三大全】
- 改訂新版 世界大百科事典