マンガン【Mangan】
- 漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
- 微量ミネラルのひとつ。元素記号はMn。健康な体を維持するために不可欠なミネラル。茶葉、種実類、穀類、豆類など、特に植物性食品に多く含まれる。…
リボ‐かくさん【リボ核酸】
- デジタル大辞泉
- 《ribonucleic acid》リボースを糖成分とする核酸。リボヌクレオチドが多数重合したもので、一本鎖をなし、アデニン・グアニン・シトシン・ウラシル…
乳【ちち】
- 百科事典マイペディア
- 哺乳(ほにゅう)類において出産後しばらくの間乳腺から分泌される子動物のための栄養物。乳汁とも。成分はヒトの成熟乳で水分88.2%,タンパク質1.4%…
ディトゥロ閃長岩
- 岩石学辞典
- 半自形,粒状の組織を持つネフェリン閃長岩をいう.ツィルケルによれば,一般に粒状で黒雲母を含むソーダライト─ネフェリン─マイクロパーサイト閃長…
クロム・モリブデン鋼 (クロムモリブデンこう) chromium-molybdenum steel
- 改訂新版 世界大百科事典
- 機械構造用鋼として使用される鋼である。強靱性を付与するために,焼入れ・焼戻しにより,焼戻しマルテンサイトまたはトルースタイトのマトリックス…
ペロフスカイト perovskite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鉱物の一種。灰チタン石ともいう。化学組成CaTiO3。斜方晶系。ふつう丸みをもった六面体。黒,褐,赤褐色。透明ないし不透明,ダイヤモンドないし金…
じょうりゅうしゅ【蒸留酒】
- 飲み物がわかる辞典
- 穀類、果実などの原料を発酵させ、この発酵液(醸造酒)を蒸留して濃縮した酒の総称。ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、焼酎などがこれにあたる。…
野村 博 ノムラ ヒロシ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の化学者 生年明治19(1886)年9月1日 没年昭和44(1969)年3月3日 出生地愛知県名古屋 学歴〔年〕京都帝大理工科大学純正化学科〔明治42…
武居 三吉 タケイ サンキチ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の農芸化学者 京都大学名誉教授;元・京都教育大学学長。 生年明治29(1896)年10月26日 没年昭和57(1982)年6月25日 出生地長野県 学歴〔…
アルカリ度 あるかりど alkalinity
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- (1)水質測定に用いられる尺度の一つ。適当な指示薬、たとえばメチルオレンジあるいはフェノールフタレインを用いて、塩酸のような強酸によって被験水…
ジャスモン酸メチル ジャスモンサンメチル methyl jasmonate
- 化学辞典 第2版
- methyl 3-oxo-2(2(Z)-pentenyl)-cyclopentaneacetate.C13H20O3(224.30).ジャスミンの花の精油成分.油状物質.香料.沸点81~84 ℃(0.13 Pa),-76.…
**ais・lar, [ais.lár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [88][他]1 ⸨de... …から⸩ 孤立させる,引き離す.aislar a un paciente con virus|ウイルス感染患者を隔離する.aislar una célula|細胞を…
へん‐せい【変性】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 性質が変わること。また、その変わった性質。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕② 特に工業関係などで用いる。(イ) 天然蛋白質が加熱や紫…
不乾性油 ふかんせいゆ non-drying oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂肪油のうち大気中に薄層にして長時日放置しても乾燥皮膜を形成しないものをいう。ヨウ素価100以下。主要成分脂肪酸はオレイン酸。ただし油によって…
ロバート・ランネルス ウィリアムズ Robert Runnels Williams
- 20世紀西洋人名事典
- 1886.2.16 - 1965.10.2 米国の化学者。 インドのネロール生まれ。 宣教師の子として10才までインドで過ごし、脚気に病む人を多く見た事から、1910…
元素分析【げんそぶんせき】
- 百科事典マイペディア
- 成分元素を検出しその含有量を定めること。一般に有機化合物の場合をさし,特に炭素,水素,窒素の定量分析をいうことが多い。試料を適当な条件下で…
秩序無秩序転移 ちつじょむちつじょてんい order-disorder transition
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物質内の原子または分子の配列が秩序正しい相と,無秩序な相との間の相転移をいう。合金にその例が多い。低温では2種の成分原子の並び方は秩序正しい…
アセビ(馬酔木) アセビ Pieris japonica
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ツツジ科の常緑低木で,関東以西の山地に自生し,庭木としても植えられる。アシビともいう。高さ 1.5~3m,葉は枝先に集って互生し,倒披針形で細か…
ワイラカイト wairakite
- 改訂新版 世界大百科事典
- ワイラケ沸石ともいう。Ca型の方沸石。化学成分CaAl2Si4O12・2H2O。方沸石との間には広範囲の固溶体関係があるが,一部に不連続の部分も存在する。単…
液体推進剤 えきたいすいしんざい liquid propellant
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学ロケットの推進剤の一種で,固体推進剤に対して液体状のものの総称。過酸化水素,ニトロメタン,ヒドラジンなどの成分の単一な液体を触媒の作用…
分数周波振動 ぶんすうしゅうはしんどう subharmonic oscillation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 非線形回路に周波数 f の正弦波電圧を加えると,回路に発生する振動の中に f/n ( n は2以上の整数) の周波数をもつ成分が現れることがある。これを …
紡錘体 ぼうすいたい spindle; spindle body
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 細胞の有糸分裂における前期の終りから中期にかけて,核の原形質が分裂の軸の方向に長く集り紡錘形を呈するもの。その際核質の染色質はいわゆる染色…
松葉油 マツバユ pine needle oil, abies oil
- 化学辞典 第2版
- アビエス油,針葉油ともいう.マツ科植物の葉を水蒸気蒸留して得られる精油.わが国では,北海道産のトドマツAbies sachalinensis,エゾマツAbies je…
いぼた‐ろう(‥ラフ)【水蝋蝋・虫白蝋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イボタノキに寄生するイボタロウムシの分泌する蝋(ろう)、およびそれを加熱融解し、冷水中で凝固させたもの。無味無臭・黄白色で、光沢の…
状態分析 ジョウタイブンセキ state analysis
- 化学辞典 第2版
- 目的とする成分が,どのような化学種として試料中にあるかを決定する分析.蛍光X線分析,広義の電子分光,磁気測定,赤外分光,遠赤外分光など物理的…
クラーレ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [スペイン語] curare ) ツヅラフジ科植物の樹液から採取する猛毒物質。主成分はd‐ツボクラリンと呼ばれる一種のアンモニウム塩基で、…
アンダーソン石(データノート) あんだーそんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アンダーソン石英名andersonite化学式Na2Ca(UO2)[CO3]3・6H2O少量成分Mg。SO3が報告されているが,共存鉱物に石膏があるので,本来のものかどうか確…
モガナイト
- 共同通信ニュース用語解説
- 結晶構造は異なるが、水晶(石英)と同様に二酸化ケイ素を主成分とする鉱物。アルカリ性の水に溶けたケイ素が高温高圧の条件下に置かれると、水が蒸発…
エルミート形式 (エルミートけいしき) Hermitian form
- 改訂新版 世界大百科事典
- 複素数αに対して,αの複素共役をᾱで表すことにする(α=a+biならばᾱ=a-bi)。āij=aji(1≦i,j≦n)をみたすn2個の数aijに対し,複素変数x1,x2,……
グルクロン酸 (グルクロンさん) glucuronic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 低分子生体物質の一種。ヒアルロン酸(関節液中に含まれる)やコンドロイチン硫酸(軟骨などの結合組織に含まれる)などのムコ多糖の主要構成成分で…
ゆうこう 有効
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇有効な 有効な ゆうこうな (効果的)efficace;(ある期間・条件のもとで)va̱lido ◇有効に 有効に ゆうこうに efficacemente; validamente…
溶液 (ようえき) solution
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 電解質溶液と非電解質溶液 溶液の熱力学的性質 溶液の性質均一な液相をつくっている混合物。均一混合物には液相のほかに,気相,固相…
分子蒸留 (ぶんしじょうりゅう) molecular distillation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 10⁻1mmHg以下の高真空下で行われる蒸留法。真空度を10⁻1mmHg以下にすると,分子が他の分子と衝突するまでに飛行する距離(平均自由行程という)が長…
水酸化鉱物 (すいさんかこうぶつ) hydroxide mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 金属元素と水酸基-OHの結合した鉱物で,鉱物種としては比較的少数である。陽性成分である金属,例えばMg,Alとそれぞれ水酸基が2個および3個結合し…
カラシ(芥子)油 (からしゆ) mustard oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- アブラナ科植物カラシナ類の種子であるカラシを圧搾して得られるカラシ脂肪油をいう。また,粉砕して温湯に浸した後,水蒸気蒸留して得られる揮発性…
メタン めたん methane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカンのなかで炭素数のもっとも少ないもので、沼気(しょうき)marsh gasともいう。その名のとおり、沼の底の泥土中で枯れた植物等の有機物が発酵し…
複合肥料 ふくごうひりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 肥料の三要素である窒素、リン酸、カリ(カリウム)のうち2成分以上を含有する肥料のことで、配合肥料と化成肥料がこれに含まれる。1956年(昭和31)…
ベンゾイルフェニル尿素殺虫剤 べんぞいるふぇにるにょうそさっちゅうざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 殺虫剤を化学構造に基づいて区分したときの分類の一つ。ベンゾイルフェニル尿素殺虫剤は、フェニル尿素がベンゾイル化(アシル化の一種)された基本…
スルフォラファン するふぉらふぁん sulforaphane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ブロッコリーに微量に含まれる辛味を生み出す成分。自然界の植物に含まれる化学成分であるフィトケミカルの一種である。体内に取り込まれた発癌物質…
テルペン terpene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 テルペンの生合成機構 生体内におけるテルペン テルペン類の工業的合成イソプレンC5H8を構成単位とする重合体(C5H8)nからなる炭化水…
炭素鋼 たんそこう carbon steel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉄と炭素を主成分とし,ケイ素,マンガンおよび不純物リン,硫黄,銅をわずかに含む鉄鋼材料。性質はだいたい炭素量で決る。常温の炭素鋼の標準組織…
自由度 じゆうど degree of freedom
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) ある物理系の状態を記述するのに必要な変数の最小個数。力学では,自由に運動する質点の自由度は 3で,その位置は3つの座標変数 x,y,z で表わ…
天然ガス【てんねんガス】
- 百科事典マイペディア
- 天然に地下から産するガスの総称。一般には炭化水素を主成分とする可燃性ガスをさす。石油に伴う油田ガス(構造性ガスとも),夾(きょう)炭層から産…
ラウールの法則 (ラウールのほうそく) Raoult's law
- 改訂新版 世界大百科事典
- 気-液平衡現象の一つである蒸気圧降下に関する古典的法則で,1888年にフランスの物理化学者ラウールFrançois Marie Raoult(1830-1901)が実験的に見…
石灰窒素 セッカイチッソ lime nitrogen
- 化学辞典 第2版
- カルシウムシアナミドCaCN2の俗称.有機性窒素をもつ窒素肥料の一つ.カルシウムシアナミドを主体とし,ほかに炭素などを含む混合物.N 20~23%.成…
ハステロイ ハステロイ Hastelloy
- 化学辞典 第2版
- Ni-Mo系を主成分とする一群のニッケル合金の商品名.すぐれた耐塩酸合金として,また耐熱合金としても重要である.合金成分によりB,C,D,F,Xなど…
融点 ゆうてん melting point
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 固体が液体に変わる融解のおこる温度。一定圧力のもとでは一定温度でおこる。液体が固体に変わる温度、凝固点に等しい。厳密にいえば一定の圧力のも…
木村 栄 キムラ ヒサシ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の天文学者 国際緯度観測所初代所長。 生年明治3年9月10日(1870年) 没年昭和18(1943)年9月26日 出生地石川県金沢市 学歴〔年〕東京帝…
ヒ(砒)素鉱物 (ひそこうぶつ) arsenic mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自然ヒ素,およびヒ素を主要な化学成分にもつ鉱物。元素鉱物,熱水作用により生成する硫化鉱物,さらに低温低圧の熱水作用により,また温泉,冷泉に…
イムノアッセイ
- 百科事典マイペディア
- 免疫反応を利用して,微量物質の検出・定量を行う生化学的手法。免疫検定,免疫定量とも。ふつう検出すべき物質を抗原とする抗体をつくり,抗原抗体…