しみ抜き しみぬき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 衣料などに部分的に付着した汚れ(しみ)を取り去る操作。洗濯できない衣料や、全体を洗濯する必要のないとき、また洗濯では落ちなかった汚れを取り…
段発 だんぱつ delay blasting
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 複数の爆薬を適当な時間間隔をとって順次起爆すること。斉発の対語。普通,段発電気雷管を用いて行う。段発電気雷管は,電気点火装置と装薬との間に…
クロロホルム chloroform
- 改訂新版 世界大百科事典
- メタンCH4の3個の水素原子を塩素原子で置換した化合物。トリクロロメタンともいう。化学式CHCl3。融点-63.5℃,沸点61.2℃。無色透明,揮発性かつ不燃…
クメン くめん cumene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族炭化水素の一つ。イソプロピルベンゼン、クモールともいう。ヒメウイキョウCuminum cyminumから得られる精油であるクミン油から得られるのでこ…
トルエン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC6H5CH3。芳香族炭化水素の一つ。メチルベンゼンとも。無色可燃性の液体。融点−94.99℃,沸点110.6℃,水に不溶,有機溶媒に可溶。爆薬,染料…
ポリミキシン polymyxin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 土壌菌 Bacillus polymyxaの生産する抗生物質の一群。普通塩酸塩とする。水によく溶け,有機溶剤に難溶。B,D,Eの3群が知られており,B群には B1 と…
ポリ塩化ビフェニール(PCB)
- 共同通信ニュース用語解説
- 分子中に塩素を含む有機塩素化合物の一種。熱に強いなどの利点から、変圧器やコンデンサーの絶縁油、可塑剤や塗料、複写伝票に使われるノーカーボン…
クロロホルム
- 百科事典マイペディア
- 化学式はCHCl3。メタンCH4の3個の水素原子を塩素原子に置換した化合物。無色,芳香のある液体。融点−63.5℃,沸点61.2℃。水に難溶,有機溶媒に易溶。…
接着剤 (せっちゃくざい) adhesive
- 改訂新版 世界大百科事典
- はり合わせたい物質の間に介在させて用い,それらを固着させる性質をもつ物質。一般にいう接着剤はとくに天然および合成高分子物質を主成分とするも…
ヘキサン へきさん hexane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカンに属する炭素6個の炭化水素の総称。5種の異性体が知られているが、普通、ヘキサンというと直鎖状のn-ヘキサンをさす。n-ヘキサンは石油エー…
コハク(琥珀)【こはく】
- 百科事典マイペディア
- 植物の樹脂が化石化したもの。ジュラ紀から第四紀まで知られているが,主として第三紀の地層から産出。一般に黄色〜褐色,透明ないし半透明,硬度2…
パラアルデヒド ぱらあるでひど paraldehyde
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アセトアルデヒドCH3CHOの6員環状の三量体。パラアセトアルデヒドともよばれる。アセトアルデヒドを濃硫酸、塩酸などとともに加熱すると生成する(図…
1-ペンタノール ペンタノール 1-pentanol
- 化学辞典 第2版
- C5H12O(85.15).CH3(CH2)3CH2OH.ペンチルアルコール,n-アミルアルコールともいう.炭素数5の脂肪族飽和アルコールには異性体が8種類あり,このうち…
VOC ブイオーシー
- 化学辞典 第2版
- volatile organic compounds(揮発性有機化合物)の略称.常温で揮発しやすい有機化合物の総称.トリクロロエテンやテトラクロロエテン,トルエン,ベ…
テトラクロロエタン テトラクロロエタン tetrachloroethane
- 化学辞典 第2版
- C2H2Cl4(167.86).【Ⅰ】sym-あるいは1,1,2,2-テトラクロロエタンCHCl2CHCl2は,アセチレンと塩素を触媒の存在下に反応させると得られる.クロロホル…
2-フルアルデヒド フルアルデヒド 2-furaldehyde
- 化学辞典 第2版
- 2-furancarboxaldehyde.C5H4O2(96.09).フルフラールともいう.ペントサンを含む植物体(トウモロコシの穂軸,麬(ふすま)など)を希硫酸と加熱しなが…
Zu•schlag, [tsúːʃlaːk° ツー(シュ)らー(ク)]
- プログレッシブ 独和辞典
- [男] (-[e]s/..schläge [..ʃlεːɡə])❶aa 割増し料金der Zuschlag für die erste Klasse\1…
洗濯 せんたく laundry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 布など繊維状のものの汚れを洗い落とす作業。普通,水を使って衣類や夜具などを洗うことをさし,ガソリンその他の有機溶剤で行なう洗濯はドライクリ…
ジエチルスルフィド ジエチルスルフィド diethyl sulfide
- 化学辞典 第2版
- C4H10S(90.19).C2H5SC2H5.硫化ジエチル,ジエチルチオエーテルともいう.硫酸エチルナトリウムと硫化カリウムとの水溶液の蒸留により得られる.ま…
いちに‐ジクロロプロパン【1,2-ジクロロプロパン】
- デジタル大辞泉
- 《1,2-Dichloropropane》プロパンの水素原子二つが塩素原子で置換された化合物。クロロホルム様の臭気をもつ。無色の液体。テトラクロロエチレンやト…
リノール酸 (リノールさん) linoleic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式CH3-(CH2)4-CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH。シス-9,シス-12-オクタデカジエン酸で,二重結合が二つある不飽和脂肪酸。オレイン酸とともに…
無添加リフォーム
- リフォーム用語集
- 木、紙、土、石などの天然素材をそのまま使用したり、化学物質を使わずに加工した物を多用して行われるリフォーム。かつて住宅建材には塗料や接着剤…
フッ素樹脂 フッそじゅし fluoro-resin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フッ素を含む熱可塑性樹脂をさす。代表的なものとして,ポリテトラフルオロエチレン,ポリクロロトリフルオロエチレン,および,それらとパーフルオ…
アクリロニトリル-ブタジエンゴム アクリロニトリルブタジエンゴム acrylonitrile-butadiene rubber
- 化学辞典 第2版
- 略称NBR.ブダジエン-アクリロニトリルゴム,ニトリルゴムともいう.アクリロニトリルとブタジエンの共重合体で,耐油性の合成ゴムとしてもっとも一…
こうきゅう‐アルコール(カウキフ‥)【高級アルコール】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( アルコールは[オランダ語] alcohol ) 炭素数の多いアルコールの総称。ふつうは炭素数六以上の脂肪族アルコールをいう。一般に、中性の…
ジメチルアミン dimethylamine
- 改訂新版 世界大百科事典
- 第二アミンの一つ。化学式(CH3)2NH。アンモニアに似た臭気をもつ無色,水溶性の気体。融点-93.0℃,沸点6.88℃。比重d40=0.6804。塩基解離指数pKb…
消毒薬【しょうどくやく】
- 百科事典マイペディア
- 消毒に使用される薬物。非特異的な作用を示す細胞毒であるため生体内に適用することはない。次のような薬剤がある。1.酸およびアルカリ。2.塩類(マ…
輪転印刷機 りんてんいんさつき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 版を円筒に巻き付け、これと紙とを円筒で押し付け印刷する形式の機械。版は凸版(普通は鉛版)、平版、凹版(グラビア)いずれでもよい。平版の場合…
トリクロロエテン トリクロロエテン trichloroethene
- 化学辞典 第2版
- C2HCl3(131.39).ClHC=CCl2.トリクレンともいう.1,1,2,2-テトラクロロエタンを水酸化カルシウムまたはアルカリで脱塩化水素すると得られる.クロロ…
蛍石【ほたるいし】
- 百科事典マイペディア
- 組成がCaF2の鉱物。等軸晶系。結晶は立方体,八面体など。産状は緻密(ちみつ)な塊状,粒状集合。へき開は完全。もろい。硬度4,比重3.18。透明〜半…
トリクロロエタン trichloroethane
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 分子式は C2H3Cl3。1,1,1-トリクロロエタンと 1,1,2-トリクロロエタンがある。1,1,1-トリクロロエタンは無色透明の揮発性液体で,洗浄能が大きく,半…
エチルアルコール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Äthylalkohol ) 脂肪族飽和アルコールの一つ。化学式 C2H5OH 無色透明で芳香のある液体。天然にはエチルエステル、エーテル…
イソプレン isoprene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2-メチル-1, 3-ブタジエンともいう。化学式 CH2=C(CH3)CH=CH2 。天然ゴムの構成分子であり,天然ゴムの熱分解によって得られる。また石油の分解生…
ハンツマン Benjamin Huntsman 生没年:1704-76
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの発明家。はじめはドンカスターの時計職人。時計に使うぜんまいの良質の材料を求める過程で,浸炭鋼の改良を企て,研究に着手。1740年るつ…
メラミン樹脂 (メラミンじゅし) melamine resin
- 改訂新版 世界大百科事典
- メラミンとホルムアルデヒドの重縮合でつくられる熱硬化性樹脂。アミノ樹脂の一種。メラミンとホルムアルデヒドをアルカリ性で縮合させ,溶剤可溶の…
ビニルペイント びにるぺいんと vinyl paint
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペイント(顔料をボイル油で練ったもの)を構成する皮膜の主体にビニル系単量体の共重合体を用いたものの総称で、水性塗料に属する。 溶剤型とエマ…
大叶鉱山 おおがのこうざん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 栃木県佐野市宮下町にある吉沢石灰工業の石灰石鉱山。 1873年に創業された。この地区の地質は秩父古生層に属し,下部から輝緑凝灰岩,下部石灰石,ド…
ナフタレン なふたれん naphthalene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンとともに、代表的な芳香族炭化水素の一つ。ナフタリンともいう。室温でも揮発性に富み、特有のにおいを有し防虫剤として用いられる。無色の…
綿実油 めんじつゆ cotton seed oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 綿繊維をとったあとの綿実から得られる半乾性油。ワタの主産地はアメリカ、インド、中国である。圧搾溶剤抽出法で採油する。種子の含油量15~35%、…
酪酸エチル ラクサンエチル ethyl butyrate
- 化学辞典 第2版
- butanoic acid ethyl ester.C6H12O2(116.16).CH3CH2CH2COOC2H5.硫酸の存在下に酪酸とエタノールとを加熱し,蒸留すると得られる.無色の液体.融…
FPC (エフピーシー)
- 改訂新版 世界大百科事典
- fish protein concentrateの略で濃縮魚肉タンパク質のこと。鮮魚から食用を目的に衛生的に製造され,安価で貯蔵性に富み,原料魚よりタンパク質が高…
有機塩素化合物【ゆうきえんそかごうぶつ】
- 百科事典マイペディア
- 炭素を含む化合物(有機化合物という)と塩素が結合したもの。多くの種類があるが,抗生物質クロラムフェニコールなどを除き,ほとんどは人工的に作…
ポリカーボネート ポリカーボネート polycarbonate
- 化学辞典 第2版
- 略称PC.炭酸とグリコールまたは二価フェノールとからなるポリエステルで,一般式で表される(Rは二価の脂肪族または芳香族炭化水素基で,狭義にはビ…
スラグ すらぐ slag
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉱石や粗金属から目的金属を得る際、脈石類や不純物などを溶融状態で金属より分離させる目的で溶剤を添加し生成させた、おもにケイ酸質の酸化物融体…
鉱滓 こうさい slag
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉱石の製錬あるいはマット,粗金属の溶錬に際して,分離される不要成分の総称。これらの操業では多くの場合,原料中の不要成分と結合して融点低く流…
密度勾配管法 ミツドコウバイカンホウ density-gradient tube method
- 化学辞典 第2版
- 高分子固体の密度を測定するときによく用いられる方法で,簡便で一度にたくさんの試料の密度を求めることができる利点がある.試料に対して完全に非…
デカリン でかりん decalin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂環式化合物の一つ。デカヒドロナフタレンともいう。中央の2個の炭素につく水素の立体配置によって、シスおよびトランス形の二つの異性体が存在し、…
樹脂【じゅし】
- 百科事典マイペディア
- 天然樹脂と合成樹脂(プラスチック)の両者をさす。天然樹脂は,植物体の傷を保護するため樹脂細胞から外部に分泌された粘い液体が空気にふれ固体と…
パイロキシリン ぱいろきしりん pyroxylin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ニトロセルロースのうち、硝化度(窒素含量百分比)11.5%までのものの総称。エーテルとアルコールの混合物に溶かしたものをコロジオンとよび医療用…
ラウリン酸 らうりんさん lauric acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 飽和脂肪酸の一つ。ドデカン酸ともよばれる。グリセリドの一種であるラウリンとして、やし油、ゲッケイジュの果肉油などの植物油中に含まれている。…