恵美三白 (えみ-さんぱく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1707-1781 江戸時代中期の医師。宝永4年生まれ。恵美玄覧の父。安芸(あき)広島藩医。古医方(こいほう)をおさめ,京都の吉益東洞と研鑽(けんさん)し…
梶野悳三 (かじの-とくぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1901-1984 昭和時代の小説家。明治34年1月29日生まれ。横須賀海兵団にはいり,柔道にはげみ4段となる。退団後,梶野千万騎(ちまき)の名で「試合もの…
金丸源三 (かなまる-げんぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1832-1908 明治時代の写真家。天保(てんぽう)3年生まれ。島霞谷(かこく)にまなび,明治元年東京浅草に開業。人気役者沢村田之助をうつして評判とな…
神瀬鹿三 (こうのせ-しかぞう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1840-1877 幕末-明治時代の武士,士族。天保(てんぽう)11年3月生まれ。肥後(熊本県)人吉藩士。木下犀譚(さいたん)にまなぶ。藩校習教館教職,郡(こお…
河田寄三 (かわた-きさん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1807-1872 幕末-明治時代の俳人。文化4年生まれ。兄の南々,姉の文女とともに児玉逸淵にまなぶ。嘉永(かえい)元年(1848)連句の作法書「七部集連句早…
木瀬三之 (きせ-さんし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1606-? 江戸時代前期の歌人,歌学者。慶長11年生まれ。山城(京都府)の人。里村昌琢(しょうたく)の門弟。「万葉集」をこのんで講釈し,下河辺長流や戸…
金三奎 (きん-さんけい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒キム-サムギュ
三輪神道 (みわしんとう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世神道の一派。中世には単に〈三輪流〉と呼ばれることが多いが,後世〈三輪流神道〉とも呼ばれた。慶円(?-1223)に始まるとされる。慶円の伝記は…
さんくろう〔サンクラウ〕【三九郎】
- デジタル大辞泉
- 長野県で、どんど焼きに焼く木製の人形。また、どんど焼きのこと。
さんげん‐パイ【三元×牌】
- デジタル大辞泉
- マージャンで、字牌ツーパイのうち、白板パイパン・緑発リューファー・紅中ホンチュー。
さんご‐ばん【三五判】
- デジタル大辞泉
- 書物で、横3寸(約91ミリ)、縦5寸(約152ミリ)の大きさのもの。
さん‐さいいち【三斎市】
- デジタル大辞泉
- 中世、1か月に3回定期的に開かれた市。四日市・五日市など開催日にちなんだ地名にその名残をとどめる。
さんさいずえ〔サンサイヅヱ〕【三才図会】
- デジタル大辞泉
- 中国の類書。106巻。明の王圻おうき撰。1607年成立。天・地・人の三才に及ぶあらゆる事物を、天文・地理・人物・器物・植物など14部門に分類して図説…
さんじ‐けんたい【三事兼帯】
- デジタル大辞泉
- 衛門佐えもんのすけ・五位蔵人くろうど・弁官の三職を兼任すること。非常に名誉なこととされた。
さんじ‐さんぎょう〔‐サンゲフ〕【三次産業】
- デジタル大辞泉
- ⇒第三次産業
さん‐しちにち【三七日】
- デジタル大辞泉
- 1 21日間。「三七日の参籠さんろう」2 人の死後、21日目。また、その日に営む法要。みなぬか。3 出産後、21日目の祝い。
さんじ‐でん【三時殿】
- デジタル大辞泉
- 三時4に適応するように釈迦のためにつくった3種の宮殿。
さんじゃく‐おび【三尺帯】
- デジタル大辞泉
- 1 長さが鯨尺で約3尺ある一重まわしの帯。木綿をしごいて用いる。本来は職人が三尺手ぬぐいを帯代わりに使ったもの。のちには長くして子供用などに…
さんじゅう‐すいそ〔サンヂユウ‐〕【三重水素】
- デジタル大辞泉
- 水素の同位体で、質量数3のもの。トリチウム。
さんじょう‐けい〔サンデフ‐〕【三畳系】
- デジタル大辞泉
- 三畳紀に形成された地層。
さんじょう‐こん【三乗根】
- デジタル大辞泉
- 「立方根」に同じ。
さん‐せんけ【三千家】
- デジタル大辞泉
- 茶道の千家流の三つの流派。表千家・裏千家・武者小路千家のこと。
さんぞん‐らいごう〔‐ライガウ〕【三尊来▽迎】
- デジタル大辞泉
- 念仏者の臨終に、阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の三尊が浄土から紫雲に乗って迎えに来ること。また、その信仰。
さんだい‐しゅう〔‐シフ〕【三代集】
- デジタル大辞泉
- 平安時代の勅撰和歌集である古今集・後撰集・拾遺集のこと。古くは、万葉集・古今集・後撰集の3集をいった。
さんとう‐せいじ〔‐セイヂ〕【三頭政治】
- デジタル大辞泉
- 三人の有力政治家の結びつきによって行われる政治。寡頭政治の一形態。特に、前60年にカエサル・ポンペイウス・クラッスス、また、前43年にオクタビ…
さんど‐ぐり【三度×栗】
- デジタル大辞泉
- シバグリの一種。1年に三度、実を結ぶという。
さん‐の‐つづみ【三の鼓】
- デジタル大辞泉
- 雅楽の打楽器の一。胴長約45センチ、鼓面の直径約42センチの細腰鼓さいようこ。右手の桴ばちで右面だけを打つ。高麗楽こまがくに用いる。
さんばん‐げいこ【三番稽古】
- デジタル大辞泉
- 相撲の稽古方法の一。力量のほぼ同じ二人が三番続けて稽古すること。現在は何番でも続ける。
さん‐びょうどうかん〔‐ビヤウドウクワン〕【三平等観】
- デジタル大辞泉
- 密教の観法で、人間の身・口・意の三業さんごうは仏の三密にかなって修められ、また、その隠された本性では仏の身・口・意の三業と同じであるから、…
さんぶ‐さく【三部作】
- デジタル大辞泉
- 三つの独立した部分から成立する一つの作品。ダンテの「神曲」における「地獄編」「煉獄編」「天国編」など。また、一貫した主題や筋によって相互に…
さんまだい【三摩▽提】
- デジタル大辞泉
- 「三昧さんまい」に同じ。
しっこう‐さんど〔シツカウ‐〕【▽膝行三度】
- デジタル大辞泉
- 膝行作法。左膝・右膝・左膝の順に合計三度で進み出る。
しのび‐さんじゅう〔‐サンヂユウ〕【忍び三重】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎下座音楽の一。三味線のみで演奏する効果音楽で、暗やみでの静かな探り合いの場面などに用いる。ひぐらし三重。
しゃか‐さんぞん【▽釈×迦三尊】
- デジタル大辞泉
- 釈迦を中心として、左右に脇侍きょうじの二菩薩ぼさつを配した仏像配置の形式。脇侍には文殊・普賢の二菩薩が多いが、薬王・薬上の二菩薩、禅宗の迦…
じゅうさん‐こ〔ジフサン‐〕【十三湖】
- デジタル大辞泉
- 青森県津軽半島西部にある潟湖せきこ。中世から近世にかけて、十三湊とさみなと(のちに「じゅうさんみなと」)とよばれる港として栄えた。十三潟と…
きゅうさい‐さんぽう〔キウサイサンパフ〕【救済三法】
- デジタル大辞泉
- 国家賠償法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の総称。行政救済三法。
なら‐さんさく【奈良三作】
- デジタル大辞泉
- 奈良派で、最も有名な三人の金工。奈良利寿ならとしなが・土屋安親つちややすちか・杉浦乗意すぎうらじょうい。
ひかく‐さんげんそく【非核三原則】
- デジタル大辞泉
- 核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずとする日本政府の基本方針。昭和43年(1968)佐藤栄作首相が国会で言明。→武器輸出三原則
三階教 さんがいきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国隋(ずい)~唐代に流行した仏教の一派。三階宗、普法(ふほう)宗ともいう。開祖は信行(しんぎょう)。『法華経(ほけきょう)』『大方広十輪経(だいほ…
三鈷寺 さんこじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都市西京区大原野石作町にある西山(せいざん)宗の本山。本尊は金身(こんしん)不動尊。1074年(承保1)天台宗の源算(げんさん)が善峯寺(よしみねで…
三国史記 さんごくしき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 朝鮮の新羅(しらぎ)、高句麗(こうくり)、百済(くだら)三国の歴史を記した書籍。朝鮮現存最古の歴史書で、古代研究の基本史料。高麗(こうらい)、仁宗(…
地方三役 じかたさんやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 村方(むらかた)三役ともいう。江戸時代の村役人で、名主(なぬし)(庄屋(しょうや))、組頭(くみがしら)(年寄(としより)、長百姓(おとなびゃくしょう…
三章論争 さんしょうろんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6世紀のキリスト単性論派論争において、ネストリウス的異端の疑いをかけられた3人の神学者の教説をめぐる論争。「三章(トリア・ケファライアtria ke…
三C政策 さんしーせいさく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 19世紀末から第一次世界大戦に至るイギリスの帝国主義政策の基本路線。南アフリカのケープ・タウンCape Town、エジプトのカイロCairo、インドのカル…
三時代法 さんじだいほう three-ages system
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デンマークのトムセンが1836年に提唱した歴史の時代区分。トムセンは利器(器具ではない)の材料に基づいて、異教時代を石器時代、青銅器時代、鉄器…
三社造 さんじゃづくり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神社建築様式の一つで、神座が3座並んで設けられた本殿をいう。一般に間口の柱間(はしらま)1間に1座の神座が設けられるので、三社造の場合は、本殿の…
三重水素 さんじゅうすいそ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →トリチウム
三帝会戦 さんていかいせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アウステルリッツの戦い
三頭政治 さんとうせいじ triumviratus ラテン語 triumvirate 英語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 元来は古代ローマの官職「三人委員」をさす。転じて3人の政界有力者が結んで政権を独占することをいう。ローマ史上では、二つの三頭政治が有名である…
三度飛脚 さんどびきゃく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →飛脚