菊石(きくいし)
- デジタル大辞泉プラス
- 愛知県、浦野合資会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
電気石 (でんきせき) tourmaline
- 改訂新版 世界大百科事典
- 組成の非常に複雑なケイ酸塩鉱物で,化学成分は一般にNa(Mg,Fe,Mn,Li,Al)3Al6Si6O18(BO3)3(OH,F)4と表され,ホウ素を含むことを特徴とす…
陶石 (とうせき) porcelain stone pottery stone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 単一で陶磁器の原料となる白色軟質の岩石。微粒の石英,絹雲母(セリサイト)およびカオリナイトを主成分とする。粘土鉱物としては絹雲母を多く含有…
トルコ石 (トルコいし) turquoise
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 宝飾としての利用淡青緑色を呈する美しい色彩のものを飾石に用いることで知られる鉱物。化学成分CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O。AlがFe3⁺で置…
車輪石 (しゃりんせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古墳時代の碧玉製の腕飾の一種。環体の表面に放射状の彫刻があるので,車輪の輻を連想した江戸時代の収集家の命名が,そのまま現在につづいている。…
石幢 (せきどう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 幢は旗章を意味し,インドではこれを石面に表してストゥーパや仏殿の前に立てた。中国へは唐・宋時代に伝わり,蓮華座の基台の上に《仏頂尊勝陀羅尼…
人形石 (にんぎょういし) ningyoite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 岡山・鳥取県境の人形峠ウラン鉱床で発見され,1959年に記載された新種のウラン鉱物。理想化学組成(U4⁺,Ca,Ce)2(PO4)2・1~2H2O。斜方(擬六方…
小松石 (こまついし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 神奈川県足柄下郡湯河原町,真鶴(まなづる)町の海浜一帯から産出する輝石安山岩の石材名。白色,青灰色,あるいは酸化してやや赤みを帯びたものな…
鞍馬石 (くらまいし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 京都市鞍馬山に産するセン緑岩の石材名。通常鉄さび色をした自然石のまま庭石に用いられることが多い。石灯籠,水鉢などにも利用されるが,この時も…
書籍石
- 岩石学辞典
- 薄い平行な葉理をもった岩石[Fay : 1920].
凹石
- 防府市歴史用語集
- 河原石の片面か両面の中央部に浅いくぼみのある石器です。木の実をわったり、石器を作るときの台をして使ったと考えられています。
豆石
- 岩石学辞典
- この語は堆積岩にも火山砕屑物にも使用される.ウーライト(oölite)に似た岩石であるが,それよりも粒が粗く,豆(pea)は2~10mmくらいの粒度…
石基
- 岩石学辞典
- (1) 火成岩の大きな結晶粒を取り囲みその間に存在する物質で,熔融体が急冷しながら結晶化した際の最終生成物を代表するものである.石基はガラス質…
石塀
- リフォーム用語集
- 石で作られた、敷地と道路や隣地との塀の事。御影石や大谷石などの種類が使用される。
須佐石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。山口県産の斑レイ岩。
藤岡石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。愛知県豊田市で花崗岩。「藤岡御影」とも。
真壁石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。茨城県産の花崗岩。「真壁御影」とも。
芦野石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。栃木県那須郡那須町で産出される暗灰色系の安山岩。
石舞台 (いしぶたい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 舞楽舞台の一種。野外に設けられた石造の舞台で,代表的なものは,大阪四天王寺の六時堂前の亀の池の上に架けられた大石舞台,大阪住吉大社の池の上…
浮金石 (うきがねいし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 福島県郡山市から田村市にまたがる黒石山に産する斑レイ岩の石材名。日本の代表的な黒御影であるが,岩盤を切り出すわけではなく,山腹に露出する玉…
パンペリ石 パンペリいし pumpellyite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 単斜晶系の含水鉱物。 Ca4(Mg,Fe)Al5Si6O23(OH)3・2H2O 。比重 3.2,硬度6。無色,緑,褐色を呈する。藍閃変成帯および堆積岩中に産出する。北アメ…
松葉石 まつばいし Monodiexodina matsubaishi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北上高地気仙地方の中部ペルム系に産する細長い紡錘虫化石。直径2~3mmに対し長さは 2cm前後もあり,その形から松葉石といわれ,学名もそこに由来す…
アンブリゴ石 あんぶりごせき amblygonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 花崗(かこう)岩質ペグマタイトのうち、いわゆるリチウムペグマタイト中に産するリン酸塩鉱物。モンブラ石montebrasiteのフッ素置換体。ほかにまった…
アーマルコ石 あーまるこせき armalcolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 月面岩石中に発見された新鉱物の一つ。その後、地上の岩石や隕石(いんせき)中からも発見された。1969年に月面基地が設置された「静かの海」Mare Tran…
鸚鵡石 おうむせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 歌舞伎(かぶき)用語。上演台本のうち、名台詞(せりふ)だけを部分的に抜き出したもの。本来は俳優の声色(こわいろ)を覚えるための小冊子で、声色本(こ…
イボン石 いぼんせき hibonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 複酸化鉱物の一種。1956年に発見された。CaAl12O19という合成物質と同構造である。同じく同構造のマグネトプルムバイトmagnetoplumbite(化学式PbFe3…
ベスブ石 べすぶせき vesuvianite idocrase
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正方柱状ないし正方複錐(ふくすい)状の結晶をするほか、粒状ないし塊状の鉱物。塊状の場合、ざくろ石と肉眼的に区別しがたい。スカルン鉱物の一つと…
ベーム石 べーむせき böhmite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルミニウムの鉱石鉱物の一つ。AlOOH型水酸化アルミニウムの鉱物である。ダイアスポアと同質異像関係にあるため、区別する際にはγ(ガンマ)型AlOOHと…
ロンズデール石 ろんずでーるせき lonsdaleite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ダイヤモンドの、通常の等軸晶系の原子配列とわずかに異なって六方晶系となったもの。特別に独立名を与えられている。なおc軸方向に2倍の周期をもっ…
ルドイヒ石 るどいひせき ludwigite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本でもっともよく知られたホウ酸塩鉱物の一つ。石灰岩あるいは苦灰岩の接触帯に産し、花崗(かこう)岩体からのホウ素化合物などの供給によって生成…
沸石 ふっせき zeolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ゼオライトともいう。カルシウムやナトリウムを主成分とする含水アルミノ珪(けい)酸塩鉱物(4配位のケイ素Siの相当量をアルミニウムAlが置換したもの…
ブラジリア石 ぶらじりあせき brazilianite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナトリウムおよびアルミニウムの含水リン酸塩。1945年、未知の飾り石として、アメリカの国立博物館に持ち込まれたものが新鉱物として記載された。形…
迷子石 まいごいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →漂礫
三角石 みすみいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熊本県宇城(うき)市三角町で採石される安山岩の石材名。第四紀の角閃(かくせん)石安山岩で、おもに斜長石、角閃石、輝石からなり、熊本市西区島崎の…
柔石 (じゅうせき)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1902年9月28日中国の小説家1931年没
つくり‐いし【作石・砧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 加工した石。細工を施した石。[初出の実例]「南に作石(つくりいし)あり。形、屋の如し。長さ二丈、広さ一丈五尺、高さもかくの如し」(出…
つめ‐いし【詰石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 積み上げた石。積み石。② 柱の下の石。いしずえ。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
つらら‐いし【氷柱石・鍾乳石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「しょうにゅうせき(鍾乳石)」の異称。[初出の実例]「銀杏〈略〉大木に瘤を生して長く下垂して石鍾乳(ツラライシ)のごとくなるあり」(…
ふき‐いし【葺石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古墳の墳丘斜面などに敷きつめられた礫(れき)。一般に河原石が用いられ、封土の流失などを防いだ。[初出の実例]「葺石(フキイシ)の裾を…
ふん‐せき【噴石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多孔質で、直径四~三二ミリメートルのガラス質の火山礫。これと同程度の大きさで火口付近に多くある岩滓(がんさい)をさすことも多い。〔…
まん‐ごく【万石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 知行などの、一万石。[初出の実例]「万石(マンコク)より上は神」(出典:吾妻紀行(1691)上)
みみ‐いし【耳石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 敷石などの端に据え、他の石を補強するための石(日葡辞書(1603‐04))。② 自然に穴のあいた小石。耳を患っている人がこれを道祖神や地…
ぼう‐せき(バウ‥)【防石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 落石や投石による被害をふせぐこと。
ほ‐せき【舗石・鋪石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道路に敷いてある石。敷き石。また、道に石を敷きつめること。〔米国見物(1910)〕[初出の実例]「白日の輝き、濡れた鋪石、柳の葉」(出…
ほとけ‐いし【仏石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国・九州地方で、墓碑または仮の墓碑をいう語。枕石(まくらいし)。
はなれ‐いし【離石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 孤立している石。また、庭園などで、他から離して置いた石。[初出の実例]「いとはるる我はみぎはにはなれ石のかかる涙にゆるぎげぞなき」…
ばふん‐せき【馬糞石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 馬の胃の中で形成され、糞とともに排せつされる結石。解毒剤や、雨乞のまじないとして用いられた。馬の玉。[初出の実例]「馬ふん石田舎女…
はじき‐いし【弾石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 上代の武器の一種。石をささえる木を城壁、山崖などに架け、綱で留めた石をはじき飛ばして敵を殺傷する装置。石弾き。石弓。はじきの石。…
びなん‐せき【美男石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =びなんかずら(美男葛)②[初出の実例]「髪をばびなんせきにびんを高くつけあげ給へり」(出典:北条五代記(1641)五)
こく‐せき【刻石】
- デジタル大辞泉
- 石に文字・絵などをきざみつけること。また、その石。