「化合物」の検索結果

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アシルCoA アシルコエー acylcoenzyme A

化学辞典 第2版
CoAのSH基がアシル化されたものの総称.コエンザイムAのアシル化合物,アシル基としてはアセチル,アルカノイル,マロニル,スクシニルなどがある.…

イオンプレーティング イオンプレーティング ion plating

化学辞典 第2版
物理蒸着法(PVD:physical vapor deposition)の一種.原子,分子状態にある蒸気化した物質をイオン化もしくは励起粒子として活性化し,負の高電位に…

ボンベ熱量計 ボンベネツリョウケイ bomb calorimeter

化学辞典 第2版
熱量計の一種.ボンブ熱量計ともよばれ,有機化合物の燃焼熱の測定に広く用いられる.耐圧・耐熱性の金属製円筒形の容器(ボンベ)内に酸素を満たし,…

チアゾール チアゾール thiazole

化学辞典 第2版
C3H3NS(85.13).N原子1個とS原子1個を含む複素五員環式化合物.とくに1,3-チアゾールをいう.クロロアセトアルデヒドとチオホルムアミドから得られる…

過ヨウ素酸-チオバルビツール酸呈色反応 カヨウソサンチオバルビツールサンテイショクハンノウ periodic acid-thiobarbituric acid color reaction

化学辞典 第2版
遊離の2-デオキシ糖,3-デオキシ糖,2-ケト-3-デオキシ糖酸,シアル酸などの定量法.とくにシアル酸の定量法としてよく用いられる.過ヨウ素酸による…

水素

小学館 和西辞典
⸨化学⸩ hidrógeno m. ⸨記号 H⸩液体水素hidrógeno m. líquido水素化合物hidruro m.水素ガスgas m. hidrógeno水素社会soc…

保護基 ホゴキ protecting group

化学辞典 第2版
多官能性化合物の特定の官能基だけを変換反応させる際に,ほかの官能基が反応しないように一時的に保護する基の総称.たとえば,-OHをエーテルに変換…

合成ゴム ごうせいゴム synthetic rubber

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
天然ゴムと類似の物理的性質と化学的性質をもった合成高分子化合物。 1926年ドイツでブタジエンの重合によりブナゴムが合成されてから数多くのものが…

三斜晶系 さんしゃしょうけい triclinic system

日本大百科全書(ニッポニカ)
結晶系の一つ。原則として斜交する異なった長さの3軸を軸配置としてもつもの。結晶系のうちではもっとも低対称である。対称心の有無によって、完面像…

イエローケーキ yellow cake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
粗製錬したウランの総称。ウラン精鉱ともいう。各種のウラン鉱石を選鉱し,ウランの含有量を高めたのち化学処理し,大部分の不純物を除いて粗製ウラ…

抗ヒスタミン薬 (こうヒスタミンやく) antihistaminics

改訂新版 世界大百科事典
目次  歴史  化学構造  作用および適応症  副作用抗ヒスタミン剤ともいう。生体内アミンの一つであるヒスタミンの作用に拮抗する薬物。ヒス…

一酸化炭素 いっさんかたんそ carbon monoxide

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸素が不十分な状態で、炭素または炭素化合物が燃焼するときや、二酸化炭素(炭酸ガス)を高温でコークスによって還元するとき生じる気体。ボンベ入…

ざんぎり‐もの【散切物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 明治初期に行なわれた歌舞伎世話狂言の一種で、散切頭の人物が登場するところからいう。維新後の洋服姿、新聞、銀行などの新風俗を取り入…

テルル tellurium

改訂新版 世界大百科事典
目次  性質  製法  用途周期表第ⅥB族に属する酸素族元素の一つ。1783年,ドイツのミュラーFranz Joseph Müller(1740-1825)により含金鉱物か…

ヒドロキシカルボン酸 ひどろきしかるぼんさん hydroxycarboxylic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
同じ分子内にヒドロキシ基-OHとカルボキシ基-COOHの両基をもつ化合物の総称。オキシ酸、オキシカルボン酸ともよばれる。アルコールのヒドロキシ基を…

セフェム系抗生物質 セフェムケイコウセイブッシツ cephem antibiotics

化学辞典 第2版
真菌Cephalosporium acremoniumが産生する抗生物質セファロスポリンCは,グラム陽性菌,グラム陰性菌に抗菌活性を示し,この側鎖をかえた多くの化合…

自動車排出ガス じどうしゃはいしゅつガス car exhaust

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エンジン内の燃焼ガスの排出,燃料タンクからの蒸発など自動車から排出されるガス。大部分は炭酸ガスと水蒸気であるが,一酸化炭素,炭化水素,窒素…

塩化硫黄 えんかいおう sulfur chloride

日本大百科全書(ニッポニカ)
硫黄と塩素の化合物。主たる化合物として二塩化二硫黄S2Cl2、二塩化硫黄SCl2、四塩化硫黄SCl4の3種の塩化物が知られている。 二塩化二硫黄は、融解…

ペルオキソ酸(塩) ペルオキソサンエン peroxoacid(peroxoacid salt)

化学辞典 第2版
オキソ酸の (-OH)1-,(=O)2- の一部,または全部を,それぞれ (-OOH)1-,(-OO-)2- で置換した形式の酸(塩)をいう.したがって,オキソ酸の中心原…

置換反応 ちかんはんのう replacement reaction

日本大百科全書(ニッポニカ)
分子やイオンなどの中のある原子団や原子が、ほかの原子や原子団(置換基)によって置き換えられる反応を一括して置換反応という。  AB+C―→AC+B …

プロドラッグ ぷろどらっぐ pro-drug

日本大百科全書(ニッポニカ)
そのもの自体は薬理作用はないが、生体内で代謝されて初めて活性物質に変化して薬効を現す薬物。すなわち、プロドラッグをつくるということは、生理…

固溶体 こようたい solid solution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
結晶内で複数の成分が均一かつ無秩序に分布した単相の固体。金属は結晶質なので,金属元素から成る固溶体では格子点の溶媒原子が溶質原子で置換され…

配位結合 (はいいけつごう) coordination bond

改訂新版 世界大百科事典
化学結合の一種で,結合にあずかる2個の原子の一方のみが結合を形成する電子対を提供する場合をいう。通常1本の化学結合は,これにあずかる2個の原子…

二クロム酸ナトリウム ニクロムサンナトリウム sodium dichromate

化学辞典 第2版
Na2Cr2O7(261.97).IUPAC体系名はヘプタオキシド二クロム酸ナトリウム.工業的には,クロム鉄鉱(chromite)FeCr2O4,石灰,Na2CO3の粉末混合物をばい…

炭化水素 たんかすいそ hydrocarbon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
炭素と水素とから成り立っている有機化合物。一般的に水に溶けず,有機溶媒に溶けるものが多い。炭素原子の結合様式により,鎖式炭化水素と環式炭化…

ヒ素 ヒソ arsenic

化学辞典 第2版
As.原子番号33の元素.電子配置[Ar]3d104s24p3の周期表15族非金属元素.原子量74.92160(2).安定核種が質量数75の同位体のみの単核種元素.ほかに60…

ヒュッケル ひゅっける Erich Armand Arthur Joseph Hückel (1896―1980)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの理論化学者。8月9日シャルロッテンブルクの内科医の家に生まれる。兄W・K・F・B・ヒュッケル(1895―1973)は有機化学者として有名。ゲッティ…

仁田 勇 ニッタ イサム

20世紀日本人名事典
大正・昭和期の化学者 大阪大学名誉教授。 生年明治32(1899)年10月19日 没年昭和59(1984)年1月16日 出生地東京・小石川 学歴〔年〕東京帝大理学部…

イオン半径 イオンハンケイ ionic radius

化学辞典 第2版
イオンを球体とみなした場合のその半径.有効イオン半径(effective ionic radius)ともいう.X線回折による結晶構造からはイオン間距離を求めることは…

電気伝導性樹脂 デンキデンドウセイジュシ electroconductive resin

化学辞典 第2版
電気伝導性を有する樹脂.高分子化合物中に金属や炭素などの電気伝導性物質を含有させたものと,高分子化合物自身が電気伝導性を示すものとがある.…

塩化金 (えんかきん) gold chloride

改訂新版 世界大百科事典
目次  塩化金(Ⅰ)  塩化金(Ⅲ)塩化金(Ⅰ),塩化金(Ⅲ)など,いくつかの種類がある。塩化金(Ⅰ)化学式AuCl。黄色粉末,比重7.4(25℃)。塩化…

イリジウム iridium

改訂新版 世界大百科事典
目次  性質  製法・用途周期表第 Ⅷ 族に属する白金族元素の一つ。1804年イギリスのテナントS.Tennantにより白金鉱から発見され,その化合物がい…

エナミン エナミン enamine

化学辞典 第2版
エノールの窒素類似体で,二重結合の炭素原子にアミノ基が結合した構造の総称.アルデヒドまたはケトンと第二級アミンとの縮合反応によって生成する…

タウロコール酸 タウロコールサン taurocholic acid

化学辞典 第2版
choryltaurine.C26H45NO7S(515.71).コール酸とタウリンとが結合した化合物.ナトリウム塩は脊椎動物の胆汁の主成分の一つ.もろい柱状晶(アルコー…

メチル基供与体 メチルキキョウヨタイ methyl-group donor

化学辞典 第2版
メチルトランスフェラーゼの存在下に,そのメチル基をメチル基受容体に与え,みずからは脱メチル化されるもの.代表的なS-アデノシル-L-メチオニンは…

せん亜鉛鉱型構造 センアエンコウガタコウゾウ zincblende type structure

化学辞典 第2版
組成がABで表される無機化合物にみられる典型的構造の一つ.立方晶系で空間群F43mの対称をもち,単位格子中に4化学単位が含まれる.AまたはB原子のみ…

黄鉄鉱型構造 オウテッコウガタコウゾウ pyrite type structure

化学辞典 第2版
AB2の組成をもつ無機化合物にみられる典型的構造の一つ.ただし,Aは金属元素,Bは非金属元素である.立方晶系で空間群Pa3の対称性をもち,単位格子…

scheiden*

ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
[シャイデン] (schied; geschieden)❶ [他]([英] divorce)離婚させる; ([英] separate) ⸨et4 von et3⸩ (…を…から)区別〈選別〉する; 区…

ゆう‐り〔イウ‐〕【遊離】

デジタル大辞泉
[名](スル)1 他と離れて存在すること。離れた存在となること。「仲間から一人遊離している」「庶民感情から遊離した政策」2 単体または原子団が…

アミノフェノール aminophenol

改訂新版 世界大百科事典
フェノールのベンゼン核についている水素原子をアミノ基-NH2で置換した化合物。ふつうはアミノ基が一つのものをさし,これにはo-,m-,p-の3異性体…

イソキノリン いそきのりん isoquinoline

日本大百科全書(ニッポニカ)
環内に窒素原子を含む複素環式芳香族化合物の一つ、2-アザナフタレンともいう。コールタール中に存在し、硫酸塩としてコールタールから分離する。ベ…

ナリンジン なりんじん naringin

日本大百科全書(ニッポニカ)
ナツミカンなどの柑橘(かんきつ)類の未熟な果実、外皮などに含まれる苦味物質。有機化合物のフラバノン配糖体で、ベンゼン環を2個もつ構造をしている…

ローラン Laurent, Auguste

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1808.9.14. ラフォリ[没]1853.4.15. パリフランスの化学者。1838年ボルドー大学化学教授に就任。1848年からパリの造幣局技術者。多数の有機化合…

妻木 徳一 ツマキ トクイチ

20世紀日本人名事典
昭和期の化学者 九州大学名誉教授。 生年明治32(1899)年11月15日 没年昭和50(1975)年4月4日 出生地山口県 学歴〔年〕東京帝国大学理学部化学科〔大…

爆轟衝撃加工 ばくごうしょうげきかこう explosive shock metal working

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
火薬の爆発,水や鉱油などの液媒中の放電,同じく液媒中での導体の電流による溶断などに際して発生する高圧パルスを利用する金属加工技術。その一つ…

鉛青銅 なまりせいどう lead bronze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鉛は銅にほとんど固溶せず低い融点を保つ。このため銅合金に鉛が加わると偏析,逆偏析が起りやすいが,反面,鋳造性,切削性はよくなる。鉛青銅はス…

プロテアーゼインヒビター

栄養・生化学辞典
 プロテアーゼ阻害剤,タンパク質分解酵素阻害物質ともいう.プロテアーゼの活性を阻害する物質で,低分子の化合物から高分子のタンパク質まで,多…

ペプチド

百科事典マイペディア
2個以上の同種または異種のアミノ酸(通常はα‐アミノ酸)の間で,一方のアミノ基の水素原子と他方のカルボキシル基の水酸基とが水分子の形でとれて…

アンモニア性窒素 アンモニアせいちっそ ammonia nitrogen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンモニア態窒素ともいう。窒素の各種化合物のうちアンモニアあるいはアンモニウム塩として存在する窒素をいう。窒素含有有機物は土中で分解すると…

無鉛ガソリン むえんがそりん unleaded gasoline

日本大百科全書(ニッポニカ)
テトラエチル鉛Pb(C2H5)4、テトラメチル鉛Pb(CH3)4などのアンチノック剤を添加(加鉛)していないガソリン。従来、自動車はすべて加鉛してそのオクタ…