ごしょう‐さんじゅう〔ゴシヤウ‐〕【五障三従】
- デジタル大辞泉
- 五障1と3種の忍従。ともに女性の身が負うという宿命的なもの。ごしょうさんしょう。→三従さんじゅう
ごじょう‐の‐さんみ〔ゴデウ‐サンヰ〕【五条三位】
- デジタル大辞泉
- 藤原俊成の通称。正三位で、邸宅が五条京極にあったことによる。
さんくろう〔サンクラウ〕【三九郎】
- デジタル大辞泉
- 長野県で、どんど焼きに焼く木製の人形。また、どんど焼きのこと。
さんげん‐パイ【三元×牌】
- デジタル大辞泉
- マージャンで、字牌ツーパイのうち、白板パイパン・緑発リューファー・紅中ホンチュー。
さんご‐ばん【三五判】
- デジタル大辞泉
- 書物で、横3寸(約91ミリ)、縦5寸(約152ミリ)の大きさのもの。
さん‐さいいち【三斎市】
- デジタル大辞泉
- 中世、1か月に3回定期的に開かれた市。四日市・五日市など開催日にちなんだ地名にその名残をとどめる。
さんさいずえ〔サンサイヅヱ〕【三才図会】
- デジタル大辞泉
- 中国の類書。106巻。明の王圻おうき撰。1607年成立。天・地・人の三才に及ぶあらゆる事物を、天文・地理・人物・器物・植物など14部門に分類して図説…
さんじ‐けんたい【三事兼帯】
- デジタル大辞泉
- 衛門佐えもんのすけ・五位蔵人くろうど・弁官の三職を兼任すること。非常に名誉なこととされた。
さんじ‐さんぎょう〔‐サンゲフ〕【三次産業】
- デジタル大辞泉
- ⇒第三次産業
さん‐しちにち【三七日】
- デジタル大辞泉
- 1 21日間。「三七日の参籠さんろう」2 人の死後、21日目。また、その日に営む法要。みなぬか。3 出産後、21日目の祝い。
さんじ‐でん【三時殿】
- デジタル大辞泉
- 三時4に適応するように釈迦のためにつくった3種の宮殿。
さんじゃく‐おび【三尺帯】
- デジタル大辞泉
- 1 長さが鯨尺で約3尺ある一重まわしの帯。木綿をしごいて用いる。本来は職人が三尺手ぬぐいを帯代わりに使ったもの。のちには長くして子供用などに…
さんじゅう‐すいそ〔サンヂユウ‐〕【三重水素】
- デジタル大辞泉
- 水素の同位体で、質量数3のもの。トリチウム。
さんじょう‐けい〔サンデフ‐〕【三畳系】
- デジタル大辞泉
- 三畳紀に形成された地層。
さんじょう‐こん【三乗根】
- デジタル大辞泉
- 「立方根」に同じ。
さん‐せんけ【三千家】
- デジタル大辞泉
- 茶道の千家流の三つの流派。表千家・裏千家・武者小路千家のこと。
さんぞん‐らいごう〔‐ライガウ〕【三尊来▽迎】
- デジタル大辞泉
- 念仏者の臨終に、阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の三尊が浄土から紫雲に乗って迎えに来ること。また、その信仰。
さんだい‐しゅう〔‐シフ〕【三代集】
- デジタル大辞泉
- 平安時代の勅撰和歌集である古今集・後撰集・拾遺集のこと。古くは、万葉集・古今集・後撰集の3集をいった。
さんとう‐せいじ〔‐セイヂ〕【三頭政治】
- デジタル大辞泉
- 三人の有力政治家の結びつきによって行われる政治。寡頭政治の一形態。特に、前60年にカエサル・ポンペイウス・クラッスス、また、前43年にオクタビ…
さんど‐ぐり【三度×栗】
- デジタル大辞泉
- シバグリの一種。1年に三度、実を結ぶという。
さん‐の‐つづみ【三の鼓】
- デジタル大辞泉
- 雅楽の打楽器の一。胴長約45センチ、鼓面の直径約42センチの細腰鼓さいようこ。右手の桴ばちで右面だけを打つ。高麗楽こまがくに用いる。
さんばん‐げいこ【三番稽古】
- デジタル大辞泉
- 相撲の稽古方法の一。力量のほぼ同じ二人が三番続けて稽古すること。現在は何番でも続ける。
さん‐びょうどうかん〔‐ビヤウドウクワン〕【三平等観】
- デジタル大辞泉
- 密教の観法で、人間の身・口・意の三業さんごうは仏の三密にかなって修められ、また、その隠された本性では仏の身・口・意の三業と同じであるから、…
さんぶ‐さく【三部作】
- デジタル大辞泉
- 三つの独立した部分から成立する一つの作品。ダンテの「神曲」における「地獄編」「煉獄編」「天国編」など。また、一貫した主題や筋によって相互に…
さんまだい【三摩▽提】
- デジタル大辞泉
- 「三昧さんまい」に同じ。
しっこう‐さんど〔シツカウ‐〕【▽膝行三度】
- デジタル大辞泉
- 膝行作法。左膝・右膝・左膝の順に合計三度で進み出る。
しゃか‐さんぞん【▽釈×迦三尊】
- デジタル大辞泉
- 釈迦を中心として、左右に脇侍きょうじの二菩薩ぼさつを配した仏像配置の形式。脇侍には文殊・普賢の二菩薩が多いが、薬王・薬上の二菩薩、禅宗の迦…
だいさん‐きょく【第三極】
- デジタル大辞泉
- 1 (南極、北極に次ぐ極地)ヒマラヤ山脈をいう。第三の極地。2 政治、軍事、経済などの二大勢力に割って入り、あわよくば主導権を取ろうとねらう…
だいさん‐しじょう〔‐シヂヤウ〕【第三市場】
- デジタル大辞泉
- 店頭市場のこと。証券取引所(金融商品取引所)の市場第一部と市場第二部に対していう。
三階節【さんがいぶし】
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- 新潟県柏崎地方の民謡。三味線伴奏の座敷歌と《野良三階節》ともいわれる盆踊歌がある。曲名は歌詞の終りの句を三回くり返すことから,《三回節》→《…
三尖弁【さんせんべん】
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- 心臓の右心房と右心室との境にある3枚からなる薄い弁膜。房室口の周囲から起こり,そのとがった先端には,右心室壁または乳頭から起こった腱索(けん…
三代格式【さんだいきゃくしき】
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- 平安初期に編集された弘仁(こうにん)格式・貞観(じょうがん)格式・延喜(えんぎ)格式の総称。そのうち格は《類聚(るいじゅう)三代格》によって知るこ…
三度笠【さんどがさ】
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- 菅笠(すげがさ)の一種。江戸時代三度飛脚が用いたのでこの名がある。初めて用いられたのは貞享年間(1684年―1688年)といわれ,寛延・宝暦(1748年―1…
三戸[町]【さんのへ】
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- 青森県南東部,三戸郡の町。馬淵(まべち)川中流域に奥州街道の宿駅として発達した中心市街があり,青い森鉄道,アイジーアールいわて銀河鉄道が通じ…
三百代言【さんびゃくだいげん】
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- 明治前期,代言人(弁護士の旧称)の資格なしに他人間の争いに関与し,訴訟や談判の引受けを業とした者の蔑称(べっしょう)。三百とも。三百は300文の…
三部作【さんぶさく】
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- それぞれ独立した性格をもつが,三部にわたって主題が一貫する作品の名称。古代ギリシアの演劇上演で悲劇3編が中心とされたことから起こり,小説,…
三本木[町]【さんぼんぎ】
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- 宮城県中部,志田郡の旧町。主集落は鳴瀬川の河港として発達,奥州街道の要地でもあった。米を多産するほか,食用ヒマワリの栽培も行う。南部の丘陵…
三六協定【さんろくきょうてい】
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- →時間外労働協定
地方三役【じかたさんやく】
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- →村方三役
第三軌条【だいさんきじょう】
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- →サードレール
さんたん‐とう〔‐タウ〕【三炭糖】
- デジタル大辞泉
- ⇒トリオース
ロボット‐さんげんそく【ロボット三原則】
- デジタル大辞泉
- ⇒ロボット工学三原則
さん‐りょうたい〔‐リヤウタイ〕【三量体】
- デジタル大辞泉
- 三つの単量体で構成された重合体。トライマー。
さんたい‐もんだい【三体問題】
- デジタル大辞泉
- 物理学で、相互作用する3個の質点からなる系の運動を規定する問題。特別に制限された仮定の下でのみ、解析的な解が得られる。より一般的な運動の場合…
さんとうせんきゃく【三等船客】
- デジタル大辞泉
- 前田河広一郎の短編小説。大正10年(1921)8月、雑誌「中外」に発表。プロレタリア文学の先駆的作品。同作を表題作とする作品集は、大正11年(1922)…
さんじげん‐ソナー【三次元ソナー】
- デジタル大辞泉
- 対象物の形状または分布を三次元的に測定・可視化するアクティブソナー。魚群や海底地形の探査などに用いられる。指向性の高い音波で走査するほか、…
さんげん‐しょくばい【三元触媒】
- デジタル大辞泉
- ガソリン自動車の排気ガスに含まれる有害物質を除去する触媒装置。主な有害物質が炭化水素・一酸化炭素・窒素酸化物の3種類であることからの名。白金…
江戸三座【えどさんざ】
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- 江戸における中村座,市村座,守(森)田座の3劇場。1715年以後明治に至るまで江戸ではこの三座だけが幕府公認の劇場であった。三座が興行不可能の…
一念三千【いちねんさんぜん】
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- 仏教用語。人間の日常的な心の動きの中に三千の数に表現される現象が,実在として備わっていること。天台観法の極致とされる。
なら‐さんさく【奈良三作】
- デジタル大辞泉
- 奈良派で、最も有名な三人の金工。奈良利寿ならとしなが・土屋安親つちややすちか・杉浦乗意すぎうらじょうい。