合成樹脂塗料 ごうせいじゅしとりょう synthetic resin paint
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 合成樹脂を主成分とした塗料。フェノール,尿素,メラミン,アルキド,ビニル,アクリルなどの樹脂が用いられる。これらの樹脂をアルコール,ベンゼ…
ドデカン ドデカン dodecane
- 化学辞典 第2版
- C12H26(170.34).CH3(CH2)10CH3.脂肪族飽和炭化水素(パラフィン族)の一つ.炭素数12のパラフィンには,現在までに物理定数の知られている構造異性体…
オクチルアルコール オクチルアルコール octyl alcohol
- 化学辞典 第2版
- C8H18O(130.23).オクタノールともいう.炭素数8の脂肪族飽和アルコールの総称であるが,工業的にはとくに2-エチル-1-ヘキサノールをさすことがある…
カドミウムイェロー cadmium yellow
- 改訂新版 世界大百科事典
- 硫化カドミウムCdSと硫化亜鉛ZnSの固溶体,CdS・nZnSを組成とする淡黄色ないし橙黄色の無機顔料。硫化亜鉛が少なくなると黄色が濃くなる。着色力大で…
不凍液 (ふとうえき) antifreeze antifreezing fluid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自動車のエンジンなど,液冷式内燃機関の冷却水に配合し,その凍結を防止するために用いる液体。不凍液には,アルコールを主成分とするもの,エチレ…
酢酸エステル さくさんエステル acetic ester
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 酢酸と種々のアルコールから生成され,CH3COOR で表わされる化合物の総称。製法としては,無機酸の存在下での酢酸とアルコールとの反応,無機酸のエ…
なんしつじき【軟質磁器】
- 食器・調理器具がわかる辞典
- 長石、石灰、骨灰(こっぱい)、フリット(釉薬の原料をガラス状にして細かく粉砕したもの)などの媒溶剤(融点を低くする働きをする物質)成分を多量…
染み抜き【しみぬき】
- 百科事典マイペディア
- 衣類や布地に部分的に付着したよごれを,地質,染色などを損なうことなく除去すること。染みは時がたつと変化したり,カビを生じたりするので早期の…
エチルエーテル えちるえーてる ethyl ether
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般にR-O-R'の構造で示される物質をエーテルといい、RとR'の双方がエチル基C2H5-のエーテルは、正式にはジエチルエーテルあるいはエトキシエタンで…
アズレン アズレン azulene
- 化学辞典 第2版
- bicyclo[5.3.0]deca-1,3,4,6,8-pentaene.C10H8(128.17).シクロペンタシクロヘプテン(cyclopentacycloheptene)ともいう.天然には,カミツレMatrica…
共沸蒸留 きょうふつじょうりゅう azeotropic distillation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 通常の蒸留では分離が困難か不可能な液体混合物を分離するために、第三成分(共沸剤entrainer)を加え、不均一の共沸混合物を生成させて行う蒸留をい…
ユニオン・カーバイド Union Carbide Corp.
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカ合衆国の総合化学工業会社。1917年ユニオン・カーバイド(1898創業)ほか 3社の合併により,ユニオン・カーバイド・アンド・カーボンとして…
トリメチルベンゼン トリメチルベンゼン trimethylbenzene
- 化学辞典 第2版
- C9H12(120.19).3個のメチル基をもつベンゼン誘導体の総称.1,2,3-,1,2,4-,1,3,5-トリメチルベンゼンの3種類の異性体があり,いずれもタール軽油の…
γ-ブチロラクトン ブチロラクトン γ-butyrolactone
- 化学辞典 第2版
- dihydro-2(3H)-furanone.C4H6O2(86.09).γ-オキシ酪酸ラクトンともいう.γ-ブロモ酪酸をナトリウムエトキシドで処理するか,1,4-ブタンジオールと水…
ろうつぎ soldering; brazing
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「鑞接」と書く。「ろう付け」ともいう。合金ろうで金属を接合する方法。ろう用合金としては,はんだ (半田) (Sn-Pb合金) が最もよく知られているが…
溶錬 ようれん smelting
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉱石の製錬あるいは粗金属の精製を,溶解状態で実現させる方法をいう。その間の反応によって還元溶錬と酸化溶錬に分けられる。鉄鋼の製錬を例にとる…
プロパン propane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭素数3個のアルカン(脂肪族鎖式飽和炭化水素)。化学式CH3CH2CH3。弱い特異臭をもつ無色の気体で,空気より重い。融点-187.69℃,沸点-42.07℃,比…
イソプロピルアルコール イソプロピルアルコール isopropyl alcohol
- 化学辞典 第2版
- C3H8O(60.10).CH3CH(OH)CH3.2-プロパノール(2-propanol)ともいう.イソプロパノールは誤称である.脂肪族飽和アルコール類の一つ.第二級アルコー…
α-リノレン酸 リノレンサン α-linolenic acid
- 化学辞典 第2版
- (Z,Z,Z)-9,12,15-octadecatrienoic acid.C18H30O2(278.43).CH3CH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH.3個のシス二重結合をもつ不飽和脂肪酸.グリセ…
アリルアルコール アリルアルコール allyl alcohol
- 化学辞典 第2版
- 2-propen-1-ol.CH2=CHCH2OH(58.08).プロペンを高温塩素化して塩化アリルをつくり,これをアルカリ加水分解すると70~80% の収率で得られる.また…
潤滑油 (じゅんかつゆ) lubricating oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 潤滑油の機能・種類 製法機械の互いにすべり合う部分の抵抗を少なくする目的で用いられる液状の潤滑剤をいう。おもに石油系の鉱油を原料…
モノステアリン モノステアリン monostearin
- 化学辞典 第2版
- glycerol monostearate.C21H42O4(358.56).グリセリンモノステアラートともいう.工業的には,ステアリン酸と過剰のグリセリンとを加熱エステル化し…
四塩化炭素 シエンカタンソ carbon tetrachloride
- 化学辞典 第2版
- CCl4(153.82).テトラクロロメタンともいう.二硫化炭素に適当な触媒の存在下で30 ℃ で塩素を作用させ,生成物を蒸留精製すると得られる.メタンを塩…
フッ素樹脂 フッソジュシ fluororesin
- 化学辞典 第2版
- フッ素を含むオレフィンを重合して得られる合成樹脂の総称.現在,市販されているおもなものは,ポリ(テトラフルオロエチレン),ポリ(クロロトリフル…
クロロプレン クロロプレン chloroprene
- 化学辞典 第2版
- C4H5Cl(88.54).2-クロロ-1,3-ブタジエン(2-chloro-1,3-butadiene)ともいう.脂肪族ハロゲン置換ジオレフィン類の一つ.工業的製法は,アセチレンを…
テンセル
- 百科事典マイペディア
- 英国のコートルズ社が開発した精製セルロース繊維。強度という意味のtenacityとセルロースcellulossの合成略語。コートルズ一族は17世紀フランスから…
塩化硫黄 えんかいおう sulfur chloride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 普通は二塩化二硫黄 S2Cl2 をさす。融解硫黄に塩素を通じ,分留して精製する。不燃性,薄い琥珀色ないし黄赤色の発煙性油状液体。蒸気には腐食性があ…
ちゅう‐しゅつ(チウ‥)【抽出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ぬき出すこと。ひき出すこと。いくつかの事物の中から、ある物・要素をぬき出すこと。〔五国対照兵語字書(1881)〕[初出の実例]「此の…
ジクロロベンゼン じくろろべんぜん dichlorobenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンの塩素置換体の一つ。その位置によりo(オルト)-、m(メタ)-、p(パラ)-ジクロロベンゼンの3種の異性体がある。o-、m-体は無色液体、p-体は無色…
アセテート繊維 アセテートせんい acetate fibre
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アセテート人絹とも呼ばれる。半合成繊維の一種。 1894年イギリスの化学者 C.ビバンらが特許を得たが,工業化の開始は 1920年代。日本では第2次世界…
ミディアム
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] medium )① 中間物。媒介物。媒体。また、仲介者。② 手段。方法。③ 美術で、絵の具の溶剤。広義には、絵画、彫刻など表現方法、…
2-メチルブタン メチルブタン 2-methylbutane
- 化学辞典 第2版
- C5H12(72.15).CH3CH(CH3)CH2CH3.イソペンタンともいう.原油および石油系炭化水素分解油中に存在する.ナフサあるいはナフサ分解油中より,分留に…
ジエチルエーテル ジエチルエーテル diethyl ether
- 化学辞典 第2版
- C4H10O(74.12).CH3CH2OCH2CH3.エチルエーテルともいう.脂肪族飽和エーテル類の一つ.普通,エーテルというときにはジエチルエーテルをさす.製法…
ラベンダー油 (ラベンダーゆ) lavender oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地中海沿岸地方原産のシソ科の半木本性植物のラベンダーの花,枝および葉から,水蒸気蒸留または溶剤抽出により採取される精油。上品な芳香のため古…
テトラリン てとらりん tetralin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脂環式化合物の一つ。1,2,3,4-テトラヒドロナフタレンともいう。テトラリンではナフタレンの一方のベンゼン環が水素化されて飽和しているが、他方は…
木タール もくたーる wood tar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 木材を乾留して得られる液体を静置すると二層に分かれるが、そのうちの上層を木酢(もくさく)といい、下層の黒褐色の粘液を木タールという。木タール…
メタクリル酸メチル メタクリルサンメチル methyl methacrylate
- 化学辞典 第2版
- 2-methyl-2-propenoic acid methyl ester.C5H8O2(100.11).CH2=C(CH3)COOCH3.略称MMA.製造法としては,(1)アセトンと青酸を出発原料にしたアセト…
揮発性有機化合物
- 知恵蔵
- 常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレン、テトラク…
労働環境 ろうどうかんきょう working environment
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 狭義には労働者の就業する場所における直接的な環境諸条件をさし、作業環境や職場環境の語とほぼ同義に使われる。広義には職場の人間関係や通勤条件…
インキ消し いんきけし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インキで書いた字などを消すもの。水溶性インキ用と油溶性インキ用がある。水溶性インキ用には一液式と二液式があり、一液式はさらし粉の水溶液だけ…
顔料 ガンリョウ pigment
- 化学辞典 第2版
- 彩色に利用される不溶性の有色または無色の物質をいう.微粉末を適当な媒体(ビヒクル(vehicle)という.水,油,樹脂を溶かした有機溶剤など)に分散さ…
キシレン xylene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芳香族炭化水素の一つ。英米ではザイリンと発音する。ギリシア語のxylon(木材)に〈由来・起源〉を表す接尾語ēnēをつけて命名された語で,キシロー…
キュポラ cupola
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 溶銑炉ともいう。鋳鉄製造用の円筒形竪型炉のこと。原料は銑鉄,屑鉄,燃料コークスおよび溶剤で,これらを炉頂の開口から所定の順序で装入し,炉腹…
マニキュア
- 百科事典マイペディア
- 手の爪(つめ)の美容法。古代エジプトでも行われ,中世ヨーロッパではハンマム(hammam)と称する美容院で爪の手入れが行われたと記録される。また,…
プロパン プロパン propane
- 化学辞典 第2版
- C3H8(44.10).CH3CH2CH3.湿性ガスの一成分.原油中に溶存する.石油系炭化水素の分解または改質により副生する.製法は,上記のガスより濃縮し,低…
ペンタン ぺんたん pentane
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカンに属する炭素5個の炭化水素の総称。n-ペンタン、イソペンタン(2-メチルブタン)、ネオペンタン(2,2-ジメチルプロパン)の3種の異性体が知…
ラベンダー油 らべんだーゆ lavender oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シソ科の植物ラベンダーなどの花穂の水蒸気蒸留により収油率0.7~0.85%で得られる精油。また、溶剤抽出によって1.5~2.2%のコンクリートが得られ、…
製油所 せいゆじょ refinery
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 原油を処理してガソリン,ナフサ,ジェット燃料油,灯油,軽油,重油,液化石油ガス LPG,アスファルトなどの各種石油製品を製造する工場。石油精製…
メチルアルコール methyl alcohol
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 物理的性質 化学的性質 用途化学式CH3OH。メタノール,木精,カルビノールなどともいう。1661年R.ボイルは木材の乾留から中性…
食品香料 (しょくひんこうりょう) flavor
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 天然食品香料 合成食品香料 食品香料の種類食品に添加付香して,その嗜好性を高めるための香味物質。香粧品香料(パヒュームperfume)…