石狩山地 いしかりさんち
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海道中央部に位置し、大雪(たいせつ)・十勝(とかち)火山群、石狩中央山地、然別(しかりべつ)火山群を含む山地。西は上川(かみかわ)、富良野(ふらの…
崎ヶ鼻遺跡 (さきがはないせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 島根県松江市の旧美保関町森山字駒喰の海食洞窟にある縄文遺跡。サルヶ鼻遺跡ともいう。島根半島の南側の中海と日本海をつなぐ中江の瀬戸西方の小岬…
礼文島 れぶんとう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海道北部、日本海上に浮かぶ島。宗谷(そうや)総合振興局管内の礼文町に属し、付属島に海驢島(とどじま)などがある。北海道本島の西方約50キロメー…
東山油田 ひがしやまゆでん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 新潟県長岡市東部を限る東山丘陵の浦瀬(うらせ)、比礼(ひれ)、桂沢(かつらざわ)地区に広がる旧越後(えちご)の三大油田の一つ。鉱区は幅1.5キロメート…
いわといせき【岩戸遺跡】
- 国指定史跡ガイド
- 大分県豊後大野市清川町にある墓群。大野川とその支流の奥岳川が合流する標高117mの河岸段丘上に所在する。遺跡は基盤の阿蘇凝灰岩の上に火山灰が堆…
うらじりかいづか【浦尻貝塚】
- 国指定史跡ガイド
- 福島県南相馬市小高区浦尻にある縄文時代前期から晩期にかけての貝塚遺跡。南北に延びる舌状の段丘上にあり、竪穴(たてあな)住居、柱穴群、貯蔵穴、…
羊頭窪遺跡 (ようとうわいせき) Yáng tóu wā yí zhǐ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,遼寧省遼東半島の先端の渤海に面した鳩湾内にある石器時代の遺跡。ヤントウワ遺跡ともいう。半島状に突き出た山塊の斜面にあり,1933年浜田耕…
粘板岩 (ねんばんがん) slate
- 改訂新版 世界大百科事典
- 泥岩あるいはケツ岩が弱い広域変成作用をうけて剝離性が発達した片状細粒岩。スレートともいう。変成作用が進んで強く再結晶や剝離性が発達したもの…
新土居遺跡しんどいいせき
- 日本歴史地名大系
- 高知県:高岡郡葉山村半山村新土居遺跡[現]葉山村新土居 永林新荘(しんじよう)川左岸の河原に接する河成段丘上にあり、現在はその大半が国道一九…
狂歌 きょうか
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 伝統的な和歌の形式で,滑稽な内容を反古典的な表現で詠んだ短歌。鎌倉・室町時代にすでに歌人の座興として行われたが,詠み捨てが原則で伝えられる…
五代十国(ごだいじっこく) Wudaishiguo
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 907年唐の滅亡より960年宋の建国,979年宋の全国統一まで,中国は多くの国家に分裂した。華北中原に後梁(こうりょう),後唐,後晋(石晋),後漢(こう…
大気安定度 (たいきあんていど) atmospheric stability
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある空気塊が周囲の空気より重いときは下降し,軽いときは上昇する。空気塊を上昇させると断熱減率で冷却し周囲の空気より低温で重くなる。そこで上…
役家 (やくや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 領主の徴発する夫役(ぶやく)を負担する家を〈公事家(くじや)〉〈役家〉などと呼んだ事例は地域によって戦国時代にもみられるが,全国的規模で〈…
プチ・ブルジョア ぷちぶるじょあ petit-bourgeois フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 小市民階級、小ブルジョアなどと訳される。資本主義社会は、その階級構造からいえば、生産手段を所有し、労働力の買い手として存在する資本家階級・…
集塵 (しゅうじん) dust collection
- 改訂新版 世界大百科事典
- 気流中に浮遊している粉塵を分離・捕集する操作。ボイラーのような燃焼装置からの排煙中の煤煙を除去する操作がその代表例であるが,電気掃除機のフ…
劈開 (へきかい) cleavage
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 岩石のへき開結晶に機械的な力を加えると特定の結晶学的な面に沿って割れ,平滑な面が出現することがある。この現象をへき開といい,出現し…
Republicans
- 英和 用語・用例辞典
- (名)米共和党 米共和党員 (⇒convention, self-righteous behavior)Republicansの関連語句Congressional [congressional] Republicans米下院の共和党…
地すべり じすべり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 土地の一部が重力の作用によってしだいに高所から低所へずり下がっていく現象。急な斜面が急激に崩れ落ちる現象を山崩れ、崖(がけ)崩れといい、1日に…
濃尾平野 のうびへいや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 木曽川(きそがわ)を挟んで尾張(おわり)国(愛知県)、美濃(みの)国(岐阜県)を含む大平野をいう。面積約1800平方キロメートルの典型的な沖積平野で…
国人一揆 こくじんいっき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 14世紀後半から15世紀にかけて形成された国人領主の階級的結集。国人領主の動向が重要な歴史的意味をもつようになるのは、14世紀中葉の観応(かんのう…
石山貝塚いしやまかいづか
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:大津市南部地域寺辺村石山貝塚[現]大津市石山寺三丁目石山寺東大門の東南約一〇〇メートルの瀬田(せた)川畔に営まれた日本で最大級の淡…
チャタル・ヒュユク Çatal Hüyük
- 改訂新版 世界大百科事典
- トルコ中央南部コニヤの南東約40km,標高900mの地点にある先史遺跡。J.メラートが1961-63,65年に発掘した。炭素14法によって前7千年紀後半から前6千…
ブルジョア革命 ぶるじょあかくめい bourgeois revolution
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 市民革命ともいう。ブルジョア民主主義革命という用語も用いられるが、それはブルジョア革命と同義で用いられる場合と、ブルジョア革命のなかでとく…
柏台1遺跡かしわだいいちいせき
- 日本歴史地名大系
- 北海道:石狩支庁千歳市千歳村柏台1遺跡[現]千歳市柏台火砕流台地の末端部に分布する千歳古砂丘を基盤とする微高地(約一七メートル)上に立地す…
樹木 じゅもく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 多年生植物のうち、地上部分が1年以上生存し続けるものの一般的な総称。草に対する用語で、木本または単に木(き)ともいう。狭義には、幹に形成層があ…
ミニステリアーレ Ministeriale[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 家士(かし),家人(けにん)などと訳され,国王,諸侯などの家に属する非自由人でありながら,その職務上社会的影響力を得て特別な身分を形成した…
ハンド・アックス hand axe
- 改訂新版 世界大百科事典
- 旧石器時代の石器名称の一つである。訳名に握斧(にぎりおの)または握槌(にぎりづち)を当てる。用途は未分化であり,おそらく万能な道具として,…
磐城平元文一揆 (いわきたいらげんぶんいっき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1738年(元文3)磐城平藩内で起こった全藩的な百姓一揆。磐城平藩内藤氏は,入封直後から財政難に悩まされていたが,享保期(1716-36)には,幕府か…
八木山やぎやま
- 日本歴史地名大系
- 宮城県:仙台市旧名取郡地区根岸村八木山仙台市西部にある丘陵地。仙台城跡のある青葉(あおば)山とは、竜(たつ)ノ口(くち)峡谷によって隔てら…
焼却炉 しょうきゃくろ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ごみや工場の固体廃棄物、排ガスや排水処理施設からのスラッジや汚泥ケーキなどを焼却処理するための装置の総称。 日本は平野部が少なく、しかも平…
垢 (あか) dirt grime
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 あかの文化史皮膚表面から脱落する表皮の角質細胞に,汗腺から分泌される汗,脂腺から分泌される脂質成分や外界からのよごれなどが混じりあ…
沖縄島 (おきなわじま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 九州南端と台湾を結ぶ弧状の琉球諸島のほぼ中央部に位置する沖縄諸島の主島をいう。一般に沖縄本島と呼んでいる。諸島のうち最大の島で,面積約1200k…
草野貝塚くさのかいづか
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:鹿児島市旧谿山郡地区下福元村草野貝塚[現]鹿児島市下福元町 草野賀呂鹿児島湾を見下ろす台地先端部、標高四〇メートルに位置。縄文時代…
アジェンダ21【アジェンダにじゅういち】
- 百科事典マイペディア
- 1992年6月,ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された国連環境開発会議で〈環境と開発に関するリオ宣言〉を実現するために〈リオ宣言〉とともに…
止葉 (とめば) flag leaf
- 改訂新版 世界大百科事典
- イネ科農作物の茎の最上位に発生する葉。主茎,分げつを問わず,これより上位に穂が着生する。止葉の形態は基本的にはそれより下の葉位の葉と異なる…
クルッツェン Crutzen, Paul
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1933.12.3. オランダ,アムステルダム[没]2021.1.28. ドイツ,マインツパウル・クルッツェン。オランダの化学者。1970年,窒素酸化物が,太陽の…
環境汚染物質排出移動登録制度 かんきょうおせんぶっしつはいしゅついどうとうろくせいど Pollutant Release and Transfer Resister
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有害性のある化学物質が、どのような発生源から環境中に排出あるいは事業所外に移動されたかを把握する制度のこと。略称PRTR。日本では1999年(平成1…
ラトソル らとそる latosol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱帯から亜熱帯にかけての多雨地方におけるアリット風化(ラテライト化)のもとに、可溶性塩基の大部分が溶脱し、鉄・アルミニウムのケイ酸塩の分解…
富鉱体 ふこうたい ore shoot chute
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉱床中で採掘対象元素あるいは化合物の品位がとくに高く、規模の大きい部分を富鉱体という。富鉱体の位置は地質構造に大きく規制されている。たとえ…
引縄 ひきなわ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 釣り漁具類の一種。漁具をさす場合の名称表記としては「曳(ひき)縄」とするのが正しいが、一般には「引縄」の表記が通行している。船尾から釣り糸を…
犬吠埼 いぬぼうさき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 千葉県北東端、銚子半島(ちょうしはんとう)にあって太平洋に臨む岬。かつては犬吠岬とも書いた。君ヶ浜の長い砂浜の南端に突き出た岬で、白亜紀の砂…
バス・ノースイーストサマセット Bath and North East Somerset
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリス,イングランド南西部の単一自治体(ユニタリー unitary authority)。行政府所在地ケインシャムとバス。1974年の自治体再編でそれまでのサ…
秋吉帯 あきよしたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本の地体構造区分上、西南日本内帯における区分名の一つ。中国地方の岡山県、広島県、山口県、九州の福岡県などをおもな分布域とし、飛騨(ひだ)帯…
出津遺跡しついせき
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:西彼杵郡外海町黒崎村出津遺跡[現]外海町黒崎西出津郷出津川河口部の砂丘(標高約四―六メートル)にある縄文時代・弥生時代の遺跡。昭和五…
瑜塔ゆぎとう
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:伊都郡高野町高野山本中院谷瑜塔[現]高野町高野山龍光(りゆうこう)院後山の上にある。「続風土記」によれば、初め大(だい)塔北方の…
カンドー原遺跡かんどーばるいせき
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:八重山諸島石垣市大浜村カンドー原遺跡[現]石垣市大浜フルスト原(ばる)遺跡の北東に隣接する一六―一八世紀頃の古琉球から近世にかけての…
ソウル大学校【ソウルだいがっこう】
- 百科事典マイペディア
- 韓国,ソウルにある国立大学。前身は日本統治下の1926年開校した京城帝国大学。1946年現名となる。学術水準,規模,設備などあらゆる面で韓国を代表…
石巻山 (いしまきさん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 愛知県豊橋市東部にある山。標高358m。下部は秩父古生層の輝緑凝灰岩からなるが,山頂部は石灰岩からなり奇峰を呈する。石灰岩地植物群落(天)や嵩…
東サハリン海流 ひがしサハリンかいりゅう East Sakhalin Current
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- サハリン東岸を南下するオホーツク海の反時計回りの環流の一部分。近年の観測によれば連続した南向きの流れだけでなく北向きの流れもあることがわか…
パトロナ・ハリルの反乱 パトロナ・ハリルのはんらん Rising of Patrona Halil
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1730年9月 28日,オスマン帝国の首都イスタンブールでパトロナ・ハリルに率いられた下層市民,下級軍人が起した民衆蜂起。「チューリップ時代」を謳…